登山歴も5年を超えて山の楽しさも怖さも知りつつあるKUMAKOです。
さぁ、みなさん、今年は夏山登山を始めましょうか!
夏山登山のシーズンが到来して、「登山を始めたいけど、まず何を買えばいいの?」と戸惑う人もいますよね。
今回は、登山歴5年の私が、実際の失敗談をお話しながら「これは最初に必ず買っておいて!」という装備を紹介します。
目次
登山用具三種の神器
登山超初心者の人が、最初に買うべき登山用具三種の神器を紹介します。
登山靴
筑波山くらいしっかり整備されている山であれば、スニーカーでも特段問題はないと思いますが、登山靴の方が絶対にいいです。
私は、登山を始めたばかりの頃、スニーカーで丹沢を上ったのですが、私も旦那さんも脚が棒になるほどつらくて、次の日にさっそく登山靴を購入した想い出が。(笑)
登山靴じゃないと脚が痛くなって、夕方になっても下山できなかったり、脚を捻ったりなどケガをする可能性も高くなります。
低山に登るとしても、滑落事故の救助活動などにより道がふさがれて、想定より5時間も多く歩く羽目になるなんてこともあるので、低山でも登山靴を履いていくことをおすすめします。
(滑落事故で遠回り経験は、大山で本当にあったことです。)
登山靴は必ず好日山荘やモンベルなどの店舗でスタッフの人にサイズ合わせをしてもらいましょう。
登山靴は、普段履いている靴のサイズより1㎝くらい大きめのサイズでちょうどいいはずです。
ザック
登山を始めた頃は、家にあった普通のリュックで代用していたのですが、機能性がまるで違うので、ザックも登山用のものを買った方がいいです。
登山用のザックは、重い荷物を腰でしっかり固定でき、肩ひも部分が柔らかい素材でできているため、普通のリュックと比べて疲労感が軽くてすみます。
また、登山用のザックは、基本ザックカバーがついていて、急に大雨が降ったとしても、ザックが濡れないようにできるので安心です。
以前、屋久島の縄文杉に行って母と11時間歩いた時、雨がめちゃくちゃ降り、ザックカバーを持っていなかった母のザックが濡れ、重さが5倍くらいになっていました。(笑)
その時、ザックカバーってすごく大切な装備なんだな、と思った次第です。
登山用ザックも基本的には店舗でスタッフの人に相談しながら購入しましょう。
30ℓ前後のものを購入すれば、2泊3日の山小屋泊くらいまで対応できますよ。
本気で登山を続ける気持ちがある人は、グレゴリーのザックがおすすめ。私はノースフェイスのザックを買っちゃったけど。グレゴリーにすればよかった。
レインウェア
レインウェアは、山で雨に降られた時に体を守るだけでなく、気温が下がった時にも温度調整ができ、低体温症などのトラブルから身を守ってくれます。
レインウェアは本当に便利で、「持ってなかったら死んでいたかもしれない」という場面が、何度もあったので、上下ともに用意しておくことをおすすめします。
私は以前、立山で大雨に降られて、レインウェアの下がなかったために、山小屋で長時間の足止めをくらうという失敗があり、購入に至りました。
レインウェアを上下ともに揃えて持ってきた人たちは、大雨をものともせずに目的地に向かって行きました。
山ではいつ何時雨に降られるか分からないし、山頂の気温はびっくりするほど低いため、レインウェアを用意して、低体温症などのトラブルを事前に防ぎましょう。
レインウェアは可愛いものがたくさん出ているので、お気に入りのものを買えば、雨が降っても「あの可愛いレインウェア着られるからまぁいいか」と思えます。
夏の登山の服装を楽しもう!
さて、ここからは夏山登山の服装の話をしていきたいと思います。
私は、登山を始めたばかりの頃は、家にあるTシャツと運動できるパンツで山に登っていましたが、平標山に登った時、汗をかきすぎてパンツに塩ができてしまったことがあります。
自分の汗で塩を作ったのは初めての経験でした・・・。
登山用の服は通気性や速乾性やら普段着と比べるとケタ違いに快適なので、今は「よくあんな普段着で山登れたな」と思います。
可愛い登山着もたくさんあるので、お気に入りのものを見つけてみてくださいね。
パンツより山スカートが好き
女性の場合、ボトムスをパンツにするか山スカートにするかの選択肢がありますが、私はやっぱり山スカートが可愛くて好きです。
秋以降の登山や危険個所がある山であれば、寒さ対策&ケガ対策のためにパンツを(しぶしぶ)履いていくのですが、それ以外は山スカートを履いています。
山スカートの方が涼しくて快適な気がしますしね。山スカートはモンベルが安くて可愛いいのでおすすめ。
ジオラインのタイツもあわせてどうぞ。(涼しくて快適だから普段もよく履いています。)
山スカートもジオラインのタイツもお気に入りすぎて、ランニングする時や家にいる時も気がつくと着ている。(笑)
トップスはシャツ+長袖
トップスはシャツやTシャツ、ポロシャツの選択肢がありますが、やっぱりシャツが長持ちするし、可愛いものが多いかな。
日焼け対策のためにシャツの下には、長袖のTシャツを着ることをおすすめします。
長袖のTシャツは、メリノウールやジオラインなどの素材で、夏用の熱がこもらないものを選びましょう。
私は、日焼け予防のために絶対にシャツの下に長袖のTシャツを着るのですが、油断して腕まくりをしていたら、腕が焼け焦げていたことがありました。
山で浴びる夏の紫外線は、平地とはケタ違いの強さなので、「焼けたくなぁい」ではなく「焦げないように」しっかりと紫外線対策しましょうって感じです。
「臭くなるのがどうしても嫌」って人は、下着も登山用のものを装着することをおすすめします。
私は、ユニクロのブラトップで山を登っていたら本当に臭かったので(汗)、ファイントラックに変えました。
登山用具は楽しみながら選ぶ
登山歴5年の私が、実際の失敗談をお話しながら「これは最初に必ず買っておいて!」という装備を紹介しました。
登山道具は高いですが、命にかかわることなので、紹介した三種の神器だけでもできれば購入してもらいたいところです。
登山服は、機能性も高くて可愛い服も多いので、私は、もはや日常的に愛用しています。(笑)
ちょっとした雨の日にレインウェア着てうろうろするとかも。(山の雨を防ぐ装備だから、都会の雨なんて余裕だぜ!)
ということで、これから登山を始める人は、楽しみながら登山道具を揃えていってもらえたらいいなぁと思います!
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