こんにちは、自然と野生動物が大好きなKUMAKOです。
私は、もう一度行きたい場所は?と聞かれたら、迷わず「アラスカのデナリ国立公園!」と答えます。
アラスカは私が死ぬ前に行きたいと思っていた場所ですが、念願叶って4年前くらいにツアーで行ってきました。
オーロラを見られるのを楽しみにアラスカに行ったのですが、オーロラよりも自然と野生動物にすっかりハマってしまい、「私ってこんなに自然と動物好きだったんだ」と新たな発見をした旅だったのです。
アラスカに行ってから、登山や写真、WWFへの寄付などを始め、文字通り「人生を変えた旅」だったのだと思います。
今回は、そんなアラスカのデナリ国立公園への旅を振り返ってみたいと思います。
目次
アラスカのデナリ国立公園はどんな場所?
登山家・植村直己さんが最後に登った山デナリ(旧名称:マッキンリー)を包含する、四国より面積のあるデナリ国立公園。
広大な敷地の中に広がる大自然は、地球の原風景を見ているような美しさで、時間を忘れて眺めていたくなります。
星野道夫さんの写真集を見たことがある人は、「あ、この場所、写真集で見たな」って不思議な気持ちになるかもしれませんね。
デナリ国立公園の主役はもちろん、自然と動物。
人間は脇役であり、自然と動物に敬意を払える人だけが入れる場所です。
と、言ってもアラスカで1番の人気観光地なので、7月のシーズンには多くの人が訪れ、国立公園内のロッジは数か月前から予約がいっぱいとか。
デナリ国立公園までの行き方
私はツアーで行ったので、フェアバンクスからバスでデナリ国立公園まで行きました。
もし、公共交通機関を利用するのであれば、アラスカ鉄道を利用することになります。
アラスカ鉄道は、アンカレッジとフェアバンクスを結ぶ鉄道で、アンカレッジからデナリ国立公園が約7時間30分、フェアバンクスからデナリ国立公園が約4時間かかります。
アラスカ鉄道は観光鉄道で、車窓から覗く景色が素晴らしく、天気が良ければ電車からデナリ(山)を見ることもできるので、飽きないで乗っていられるかと。
国立公園内を巡るバスツアーに参加してみよう!
デナリ国立公園に行ったら、公園内をバスで巡るツンドラ・ウィルダネス・ツアーに参加する人がほとんどだと思います。
7、8時間も乗り続けている結構ヘビーなバスですが、景色が綺麗なのであっという間に感じますよ。
国立公園内をバスで巡り、動物を見つけたら乗客同士協力して「STOP!」と言い合い、止まったバスから動物を観察することができます。
(バスはこんな感じです♪)
インターネットからも予約ができるので、予定が決まったら予約はお早めに!一般車両は基本的に公園内へは入れません。
日本で言うと上高地みたいなところですね。
私は、9月の上旬にアラスカ旅行をしたので、ちょうどデナリ国立公園内は紅葉真っ盛りでした。
燃えるように赤く染まるデナリ国立公園は、表す言葉がない程に美しかったです。
ちなみに、デナリ国立公園内に入れるのは9月中旬までで、閉鎖の日が近づくにつれてバスも手前で引き返すようになってきます。冬眠へ向けて見られる動物達が減ってくるのもこの時期です。
ツアー時の持ち物
ツアーバスに乗る場合、持って行った方がいいものを思い出してみました(笑)
・望遠レンズのカメラ
デナリ国立公園の広大さは、日本のどこにも例えられないです。(北海道の大雪山系の山に雰囲気は近いかなぁ・・)
なので、動物が見られても遠くて米粒サイズにしか見えない可能性が高いので、携帯で写真を撮ることは諦め、望遠レンズのカメラを準備すると良いでしょう。
>>一眼レフを持っていない人はレンタルがおすすめ!
・ウィンドブレーカー
内陸アラスカは雨の多い地域のようですね。急に雨が降りだすかもしれないので、雨具は必須ですよ。ずっとバスに乗っている訳ではなく、景色を見るためにバスを乗り降りすることもあるので・・。
・水や軽食
7、8時間拘束されるので、水や軽食は持っておくに越したことはありません。
・ウェットティッシュ
国立公園内のトイレは水洗で綺麗でしたが、手を洗う場所がないので気になる方は持っていくといいかと。
こんな感じですかね?あ、あと7月や8月などの虫が多い時期であれば、虫よけスプレーが必要ですね。9月上旬は寒かったので、虫はいませんでした。
デナリ国立公園の見どころ
最後にデナリ国立公園の見どころをお伝えします。広大な景色や燃える紅葉は言わずもがなですが、やはりデナリ(山)と野生動物がすばらしかったです。
ストーニーヒルから見るデナリ
やっぱりデナリ(山)は偉大です。(デナリの意味が「偉大なるもの」だしね。)
ツアーバスに乗って、4時間くらいで到着するストーニーヒルという場所から、デナリを見ることができます。
晴れている日にしか見ることができないので、「見られたらラッキー」くらいの気持ちでいましょう。
でも、見たいですよね。最近だとイモトさんが登山にチャレンジして、見事登頂していましたね。
キャンプ場のあるワンダーレイクまで行くと、湖に写る逆さデナリが見られるとか。
ただ、私たちが乗った時期は、バスがワンダーレイクまでは行きませんでした。
いつかは、デナリ国立公園でキャンプをして、湖に写るデナリを拝めたらいいなぁ。
大自然がよく似合う野生動物たち
私がデナリ国立公園に行った時には、グリズリーベア、ムース、ドールシープ、オオカミなどを見ることができました。まぁ、グリズリーベアとドールシープは米粒サイズだったけれども(笑)写真はムースですね。
ホッキョクジリスやカリブーが見られる時もありますが、野生動物が見られるかどうかは完全に運なので、こちらもまた「見られたらラッキー」のスタンスで。
私はデナリ国立公園を訪問して以来、動物を撮影することにどっぷりとハマりました。
自然の中にいる動物ってどうしてこんなに素晴らしいんでしょうか。
たまたまバスの近くを通り過ぎたオオカミの子供です。近くで見ると犬のようですね。
まとめ
9月上旬はアラスカではオーロラを見ることもできて、これまた運よくオーロラも観察することができました。
でも、もっと真冬の時期の方が色鮮やかなオーロラが見られたかなと思います。
9月上旬のアラスカは、紅葉、野生動物、オーロラとアラスカのいいとこどりができる時期なので、興味があればぜひ訪れてみてくださいね~!
私達は、クラブツーリズムのツアーで行きました。ボーッとしてても添乗員さんが素敵な場所に連れて行ってくれるので、ちょっと高いですが、楽に旅行を楽しみたい人にピッタリです。
>>≪海外/テーマのある旅特集!≫クラブツーリズムのお勧めツアーはこちら
アラスカの写真家・星野道夫さんについて語った記事もあなたにおすすめです!