「自分のやりたいことが分からない」のはやりたくないことばかりしてるから




KUMAKO
30歳過ぎても「やりたいこと分からない病」に悩まされていたKUMAKOです。
ハシビロコウ先輩
やりたいこと?神、、かな?ハシビロコウ先輩です
物思いにふける
物思いにふける鳥(撮影:KUMAKO)

巷では「やりたいことをやろう」とか「好きなことをして生きよう」が声高に叫ばれているところですが、そもそも自分のやりたいことが分からない、という人はいませんか?

まさしく私がそういったタイプで、仕事が合わずに体を壊しているのに、入社から10年経過しても、今の仕事をやめても特にやりたいことないしと仕事を辞められませんでした。

心身の限界がきたことで仕事を辞めるに至りましたが、仕事を辞める前に、結局やりたいことは見つからぬままでした。

今はやっとやりたいことが分かり、毎日充実していますが、あの苦しくもがいていた日々はいまだ胸の中にあります。

そんなやりたいこと探し迷子だった私から、「やりたいことが分からない」と思ってしまう人に向けて、私の実体験に基づき、その原因の1つと解消法についてお伝えしていきます。

「やりたいことが分からない」人がやりたいことを見つけるヒントになればいいなと思います。

やりたいことが分からないほど感情が鈍くなっている

自分のやりたいことが分からない原因の1つに、自分の感情が鈍くなっていることがあげられます。

やりたくない仕事を続けていると明らかに感情が鈍くなります

自分の感情は1つしかなくて、仕事とプライベートでうまく使い分けられるとは思えません。

なので、仕事で鈍くなった感情は、プライベートにも影響を及ぼしているはずです。

私も、やりたくない仕事を我慢して続けてきたタイプなので、自分の感情が分からないという感覚が良くわかります。

やりたくないことをしっかりこなすには、「辛い」「やりたくない」といった自分の感情を押さえつけるしかない。そうしないと、仕事なんてできなかった。

そうやって仕事で負の感情を感じないようにすると、自分の「好き」とか「嬉しい」といった正の感情もよく分からなくなってきます。

もちろん「自分のやりたいこと」なんて分かるはずがありません。

やりたくない仕事だけじゃなく、嫌いな人との付き合いや、興味のないSNSの「いいね」なども感情が鈍くなる原因を作っていると思います。

どうしたら感情を取り戻せる?

じゃあ、自分の感情を取り戻すにはどうしたらいいかというと、

・出てきた感情を否定しない

・嫌いなことをなるべくやらない

・自分の小さな「好き」を大切にする

 

この3つのことが大切です。これらを心がけて感情を取り戻せれば、自然と自分のやりたいことが見えてくるでしょう。

ひとつずつ説明していきますね。

出てきた感情を否定しない

これはつまり「嫌なものは嫌」ということです。

仕事やりたくない」「家事したくない」「あの人嫌い」「ニートになりたい」←?

世間や周りから「そんなのおかしい」「みんな頑張っているのだから、君もできるでしょ」といくら言われようと、「嫌なものは嫌!」でOKです。

それを叫んで周りと喧嘩しろと言っているのではなくて、まずは自分の感情を認めてあげましょう、ということです。

真面目な人ほど、自分が嫌だと感じていることに対して、「こんな考えじゃいけない!」とか「みんな頑張っているから私も我慢しなきゃ」と自分の感情を否定しがちです。

そんなに肩ひじ張らず、まずは自分の内から湧き上がる感情に耳を澄ませて、感情を認めてあげましょう。

嫌いなことをなるべくやらない

自分の感情に気が付くことができたら、次はその嫌いなことを少しずつ辞めていきます。

例えば、いつもランチを一緒に食べているあの人が、嫌いということに気が付いた。

「でもあの人も優しいところあるし・・」「一緒にいると楽だし・・」「嫌いだなんて私嫌な人間かも・・」という言い訳はいりません。

嫌いなものは嫌い」でOKです。

一緒にランチを食べないで済む方法を考えましょう。

「仕事が忙しくてすぐ出られないから」「ダイエット中で、ウォーキングがてら外で食べるね」上手く交わす方法はいくらでもありそうですよね。

他にも、友達や成功している人のSNSをつい見ちゃうけど、全然楽しい気持ちにならないし、でもなかなか辞められないというのであれば、

アプリのアンインストールスマホを指定時間以上見られなくするアプリを入れるなどの対策を取ってみましょう。

嫌いなことを少しずつでいいので断捨離していきます。

執着していたものでも、手放してみると、意外とたいしたことじゃなかったということに気が付くはずです。

自分の小さな「好き」を大切にする

さぁ、自分の感情を認め、嫌いなことをする時間を減らしていけば、少しずつ自分の感情が戻ってきます。

次のステップとして、自分の小さな「好き」を見つけていきましょう。

ちなみに私が最近気付いた自分の「好き」は、

  • 和菓子が好き
  • 飴が好き
  • 犬が好き
  • 冬が好き
  • 卵が好き

です。こんな小さなことでもOKです。意外と気が付いてない「好き」ってあるんですよね。

ここで大切なのは、世間の流行りや友達が良いというものではなく、自分の好きを見つけることです。

世間ではパンケーキが流行っているけど、私はみたらし団子がめっちゃ好き!

そういうものをどんどん見つけていってください。自分の中に湧き上がってくる、ワクワクやウキウキをしっかりキャッチしていってくださいね。

「私ってこれが好きなんだ~!」と意外な発見があるかもしれません。

自分の「好き」「嬉しい」が感じられるようになれば、自分のやりたいことも少しずつ見えてきますよ。

焦らずに、やりたいことが見つかるまで、今できることを大切にしていきましょう。

まとめ

「好きなことをして生きたい!」でも、私って何が好きなの?何がやりたいの?という人は多いと思います。特に、私と同世代の昭和生まれの人に結構いそうな気がします。私もそうでしたから。

今回の記事では、やりたいことが分からない原因の1つ「感情が鈍くなっている」について、まとめてみました。

私がやりたいことを見つけた方法・経緯を書いた記事もあわせてどうぞ!

「やりたいことが分からない」私がやりたいことを見つけた方法・経緯を書いてみる

2018.05.17

本当にやりたいことを見つけて仕事にする方法について書いた記事もよろしければ。

理論派?感覚派?本当にやりたいこと・好きなことを見つけて仕事にする方法

2018.02.01

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ABOUTこの記事をかいた人

10年間の会社員生活で、うつ病や婦人科系の病気になり、満を持して退職。「好きなことを仕事にして稼ぐ」を模索中。 登山と動物が大好きで、北海道移住を夢見る。30代旦那さんと2人暮らし。