「やりたいことが分からない」歴の長さには自信があるKUMAKOです。
「やりたいことが分からない」マスターと言ってもいいくらい、「私は一体人生で何をしていきたいんだろう」を長年考え続けてきました。
やりたいこと探しをし続けて色々なことに挑戦もしてきましたが、ピンと来ず、「このまま好きじゃないことをやりながら人生終わっていくのか」と絶望することもしばしば。
「嫌いな仕事でも休日を充実させればいいじゃん!」と割り切ろうとしたこともありましたが、不器用だからか上手く割り切れず。
「やりたいことが分からない」なんて悩み恥ずかしくて、人に相談もできなかったから、ひとりでモンモンと悩み続けていました。
今は、無事やりたいことが見つかったので「やりたいことが見つかるとこんなに心が安定して、迷わず真っすぐ歩いていけるんだな」と感じています。
ということで、今日は私がやりたいことを見つけた方法・経緯について語っていきたいと思います!
目次
やりたいことが分からなかった
私は大学卒業してから入社した会社で10年間働いていたのですが、その仕事がどうしても好きになれなかったんですよね。
「どうしても好きになれなかった」というのは、自分なりに会社の仕事を好きになろうと努力をしてきたけど、好きになれなかったってことです。
雑用でも自分で工夫して楽しさを見つけるとか、仕事関連の勉強をするとか、自己啓発本に書かれていることは一通りやってみたって感じです。
でも好きになれなくて、「じゃあ私は何が好きで、どんな仕事がしたいんだろう?」って思った時に「やりたいこと分からない」って思ったんですよね。
下記記事にあるように、嫌いな仕事を頑張りすぎて感情が鈍くなっていたのがひとつの原因だと思うのですが。
行動はめちゃくちゃしていた
よく自己啓発本などには「やりたいことが分からないなら行動しろ!」って書いてありますが、私はハッキリ言って人並み以上に行動はしていました。
今振り返ると、本当は行動できるような状態じゃなかったんですよね、疲れていて。
それなのに「行動しなくちゃ」と自分を消耗させるくらいに行動して、結果的に、より「やりたいことが分からない」の深みにハマッっていきました。
やりたいことを見つけた経緯
私がやりたいことを見つけた経緯の中で大切だと感じたのは「自分の心を整える」「自分の本心を取り戻す」という部分です。
30代にもなれば、ある程度の年数働いてきて色々な経験を積んできている訳なので「やりたいこと」は自分の心の中にすでにある人が多いでしょう。
ただ、日々の生活が忙しく、人の意見に振り回されていく中で、自分の本心が分からなくなり「やりたいことが分からない」状態になっているだけだと思うのです。
私がやりたいことを見つけた経緯は、「行動」よりひたすら「自分の心を整える」が中心になります。
1.心と体を休める
やりたいことを見つける経緯の中で一番始めにしたことは、とにかく心と体を休めるということです。
心も体もクタクタに疲れている状況で「やりたいこと」なんて分かるはずがなく、会社を辞める前の私はとにかく疲れていました。
定時で家に帰っても、1時間くらい倒れたまま動けない日々もあり「定時に帰っているのになんでそんなに疲れているの?」と聞かれ「こっちが教えて欲しいわ」って思っていたくらい。
心も体も大して疲れていないって人は「とにかく行動しろ!」でやりたいことが見つかるだろうけど、疲れている人はとにかく休め!です。
会社員の人でも「なるべく早く家に帰る」「スパでゆっくりする」「好きなことをする」などで自分の心と体を労わる。自己啓発本は手放して!セミナーも行かなくていい!
まずは、休む!
消耗しまくっていた私は、このステップがなければ決してやりたいことは見つからなかったと思います。
2.自分の心を満たす
「やりたいことが分からない」って人は、体よりも心が疲れている人が多いんじゃないかと思います。
例えば、あなたはこんな人ではありませんか?
- 完璧主義で上手くいかないことがあると自分を責める
- 上司の意見や成功者の意見が正しいと自分を奮い立たせる
- 「~しなければならない」の思い込みが強い
当てはまる人はきっと心が疲れていると思います。ちなみに私は全部当てはまっていました。
自分の本心を抑えつけて自分を責めるクセのある人や、「~しなければならない」の思い込みが強くて自分を追い立てている人は、そりゃ心が疲れて当然です。
心が疲れると、自分の「好きなこと」「やりたいこと」を含めた自分の本心が分からなくなり、そんな状態で行動したところで消耗が積み重なっていくだけです。
心の疲れを取るには、自分の心を決して責めず、好きなことをして満たしてあげるのが1番です。
会社を辞めてからの私は「1日中マンガを読む」のようなダメすぎる日を過ごしたこともありましたが、「1日中マンガを読んでいる自分を決して責めない!」を徹底していました。
「子供もいないのに専業主婦の自分」→絶対に責めない
「1日暇なのに家事すらまともにできない自分」→絶対に責めない
「忙しくしているAさんと比べて私は」→Aさんはバーチャルと思い込む。自分はこれでOK
自分を絶対に責めず、自分の心が満たされることをひたすらやっていく。
そうすると、枯れた植物に水を与えた時のように、干からびた心がよみがえってきます。
3.意識を常に自分中心に
「やりたいことが分からない」という人は、意識が外側に向きすぎていて自分の本心を見失っているかもしれません。
世間体や会社の人達の意見などに意識が向きすぎていると、「自分のやりたいこと」を無意識に抑えつけてしまうことがあります。
「本当は、ミュージカル俳優になりたいけど恥ずかしいから、夢はコンサルで独立したいに変えよう」とか。(?)
インターネットの情報やドリームキラーさんのお言葉などは、自分の心を揺らすものばかりで、一々反応して振り回されていたら、自分の本心が分からなくなっていきますよ。
外側の情報に振り回されている状態で「やりたいことを見つける」のは難しいです。
どんな情報が入ってきても、振り回されない、自分軸を見失わない、を徹底することで、「自分の本心を取り戻す」ことができるのです。
なんぴとたりとも自分の操縦席には座らせねぇ!ってことです。
4.心に従って行動する
ここでやっと行動がでてきましたね。ここまでのステップで健全な心が取り戻せていることを前提に、自分の心に従って行動していきましょう。
自分の心に従って行動するということは、大きな行動をするという意味ではなく、「動物園に行きたい」「友達のAさんに会いたい」とか、一見何の結果も生まなそうな行動も含めてです。
私は、心に従った行動を積み重ねっていった先に、「自分が本当にやりたいこと」に突然気が付いたという経緯があります。(「見つけた」ではなく「気が付いた」という感覚)
今まで「やりたいことセミナー」に出席したりとか「やりたいことを見つける」関連の自己啓発を読みまくってきたりしても、「やりたいことが分からない」から抜け出せなかった私が。
アロマの資格3つ取っても「アロマは私のやりたいことじゃない」
社会保険労務士やFPの資格を取ろうと勉強始めたものの「本当にやりたいことじゃない」
などと言っていた私が。
これまで色々「やりたいこと探し」をしてきて外側に答えを求めて来たけれど、やりたいことは自分の心の中にすでにあったというオチだったのです。
やりたいことは心が知っている!
スティーブジョブズ氏も「不思議なものであなたが何になりたいかは、すでに心が知っているのです」みたいなことスピーチで言っていましたよね。コレ、本当です。
「やりたいことが分からない」で悩んでいて、心が疲れている人はしっかり心を休めて、自分の心を満たして、無理のない行動を積み重ねていけば、
必ず、やりたいことは見つかります!
いや、「見つかります」じゃなくて、「すでにやりたいことはあなたの心の中にあります」ですね。いかにそれを引き出してあげられるか気づかせてあげられるか。
自分の心の中にあるやりたいことを引き出すために、気づくために、心を整えることや行動を積み重ねていく必要がある訳です。
まとめ
万年「やりたいことが分からない」人間の私がやりたいことを見つけるまでの経緯を書いてみました。
行動をたくさんしていても「やりたいことが分からない」という人は、心が疲れていたり自分の本心を見失っているのかもしれません。
少しでも参考になる部分があると嬉しいです。
あわせてどうぞ。