『謙虚さ』と『自己肯定感』のバランスについて考えてみる

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KUMAKO
最近『謙虚さ』って本当に大切だなと思うKUMAKOです
ハシビロコウ先輩
ワイには謙虚さは必要ない、なぜなら神だから。ハシビロコウ先輩です
(撮影:KUMAKO)

さて、今日は「謙虚さ」について考えてみようかな~と思っています。なぜなら、最近「謙虚さ」を失った人々が色々な事件を起こす姿を目にする機会が増えているから……。

「自己肯定感」(自分を認めること)については、広く知れ渡ってきていて、自己肯定感が高い人は増えたんじゃないかと思います。

ただ、自己肯定感が暴走して、謙虚さを失った人も増えた気がしています(笑)

これは自分への戒めとしても、今日は「謙虚さ」と「自己肯定感」のバランス感覚を保つことって大切だよね!ということを記事にしてみました。

自己肯定感を高め安定させることは大切

以前も書いたのですが、自己肯定感を高く保つことって大切です。

自己肯定感を高めるために自己暗示をかけてくスタイル

2018.08.06

自己肯定感が低いというのは「自分を信じていない」ということにもつながるので、人の目を気にしすぎたり、人の意見に振り回されたりしてしまいます。

私も自己肯定感が低くて「私なんて」と思っていたときには、ちょっと失敗しただけですぐ落ち込んだり、人から何か言われて嫌な気持ちを引きずったり、精神的に辛いことが多かったです。

自己肯定感は低いより高い方がメンタルが安定するし、色々な挑戦にも向かっていけるので、やっぱり高め安定させることは必須です。

ただ、「自己肯定感」が爆走して、「謙虚さ」を失ってしまうと、人は大変なことになるなぁと昨今の色々な事件などを見て思いました。

『謙虚さ』を見直す時代に直面している

「謙虚さ」というのは「謙遜」とは全く違うものだと思っていて、「謙遜」って「私なんてたいしたことないわよ~」などと口先だけ言う人ってイメージがあります。

昔、「いえいえ、私なんて」ということで高感度が上がった時代もあり、「謙遜」する人も多かったですが、「謙遜」と「謙虚」は全く違いますよね。

私的には「謙虚」とは、感謝の気持ちを持つことかなぁと思います。

例えば、何か自分が大きな結果を出したときに、努力した自分をねぎらいつつも、

  • いい時代でよかったな、ラッキーだったな
  • 周囲で支えてくれる人がいるおかげだな
  • 自分の作品を見てくれる人、商品を買ってくれる人がいるおかげだな

と、感謝の気持ちを持てるかどうか。

自分には才能があるとか、自分はやっぱりすごいな、と自己肯定感を保ちながらも、もう一方で、謙虚な気持ちを持てるかどうか。

このバランス感覚が、これからの時代には必要なのかなと思っています。

『謙虚さ』を失うとどうなるのか?

私としては「謙虚さ」を失うことで、2つの問題が生じると考えています。

  1. 足元をすくわれる
  2. 成長が止まる

「感謝の気持ちを持ちましょう」みたいな話って綺麗事っぽく聞こえるかもしれませんが、普通に自分のために必要なものだと思うんですよね。

まずは、「謙虚さ」を失うと「足元をすくわれる」可能性が高くなる気がしています。

「俺がすごいからこれだけの結果が出せるんだぜ!」オーラを出している人って、だいたい何か事件起こしてません?なんなんですかね、アレは。

「俺すごい!」が行きすぎて、「俺なら何をやっても許される!」「俺をチヤホヤしないなんておかしいだろ!」みたいな思考になるのでしょうか。

困ったことに、そういう人の強い言葉が人々に届きやすい昨今ではあるのですが、その構造もそのうち変わるんじゃないかなぁと思っています。

また、「謙虚さ」を失うと、人間としての成長が止まってしまうという弊害もあると思います。

「俺すごい!」が行き過ぎると、「俺はこのままでいい!」「俺に何か言う奴がおかしい!」と裸の王様になりやすくなってしまいますよね。

何人かそういう人が頭に浮かんだ人も多いかもしれません。

「謙虚さ」を持っていれば、どんな人からでもどんな事象からでも学ぼうという気持ちを持てます。

例えば、経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏などは、「謙虚さ」をとても大切にしていて、周囲の人によく意見を聞くようにしていたとか。

松下幸之助氏が生きた時代は、敗戦などもあり、今とは全く違う厳しいものだったので、自然と「生きていることへの感謝」の気持ちが身についたのでしょうが、

今を生きる私たちは、意識していかない限り中々感謝の気持ちって持ちにくいかもしれませんね。

『謙虚さ』を持ち、人間力を磨き続けられる人に

私は、自分の理想の生活はほぼ叶っていますが、大きく成功しているわけではありません。

なので、「私に何か言う方がおかしい」とか「私は全て正しい」という思考はなく、日々色々なことから学びながら、自己を成長させていきたいと思っています。

また、自分の環境に感謝をする気持ち、周囲の人に感謝をする気持ちも強く持っているつもりです。

ただ、例えば、今後何かで大きな結果を残した時、私もそういうことを忘れてしまうのでしょうか…?

いや、なんでしょう、目立つ成功者で「謙虚さ」を持つ人ってあまり思い当たらなくて。成功すると「謙虚さ」を忘れるようになってるのかな、脳の構造って、って思ったり(笑)

なんででしょうね?「謙虚さ」を持つ人は、過激な言葉を使わないから目立ちにくいのかな?

というわけで、たとえ私が何かで大きく成功しても、足元をすくわれないよう、常に成長し続けられるよう「謙虚さ」をなくしたくない、と思ったのでこうやってブログに残しておくことにしました。

本当に、毎日が学びですね。

まとめ

以前、「自分磨き」のことを記事にしましたが、外見を磨くこと、才能を磨くことも必要だけど、

内面を磨くことも大切ですよね。

自分磨きは自分のため、外見も内面も才能も

2020.12.02

内面というは、「人間力を磨く」ことかな、と今は思っています。

「人間力を磨く」って難しいけど、人が見てないところでも美しい人間でいられるのか、とか、他人を心から思いやれる人になれるのか、とかそういうところなのかな。

なんというか、軸の通った凛とした人間になりたいものです。

ということで、今日は「謙虚さ」と「自己肯定感」のバランスについて記事にしてみました。私が大成功しても「謙虚さ」を失わないよう、未来の自分に向けて書いてみました~(笑)

それでは、また!


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ABOUTこの記事をかいた人

10年間の会社員生活で、うつ病や婦人科系の病気になり、満を持して退職。「好きなことを仕事にして稼ぐ」を模索中。 登山と動物が大好きで、北海道移住を夢見る。30代旦那さんと2人暮らし。