素敵OLになりたかった時代が懐かしい・・・KUMAKOです。
最近ふと昔のことを想い出すと、「20代の頃はCanCamに出てくるような素敵OLに憧れていたよなぁ~今は趣味が筋トレになっちゃったけど。」などと感慨に浸ったりするわけです。
素敵な服とヒール高めの靴で女子力を振りかざしながら、何でも笑顔で対応し、仕事後は飲み会に繰り出し、休日は趣味を楽しむ・・・。
よくやってたな。
もう体力的にも精神的にも絶対できないので、素敵OLとして頑張っていたけど息苦しかったあの頃を振り返って、思いの丈を吐き出してから、心の奥底にそっとしまっておきたいと思います。
目次
雑誌に出てくる素敵OLとは?
女性誌によく出てくる「30日愛されOLコーディネート!」の生活をリアルで送っているOLのことですね。
- 9/1 初めて会社の大きなプロジェクトを任された!パンツスタイルで仕事できる風に決めてきたおかげ★
- 9/3 昨日の飲み会で酔っぱらっちゃった!スタバで元気チャージしてから出勤。今日は、ラフだけど女性らしく見える小物使いを意識★
- 9/5 プロジェクトで初めて一緒になったY先輩。今まで意識してなかったけど冷静な仕事ぶりにグラっと来ている。フリルのワンピで気持ちも高まる!
- 9/7 おしゃれなイタリアンで女子会。Y先輩のことをつっこまれて意識しちゃう。女友達にも褒められる流行スタイルで。
- 9/8 趣味の料理教室に。Y先輩にも作ってあげたいな、なんちゃって。
- 10/1 プロジェクトは大成功!カチッとしたジャケットを着てプレゼンも上手くできた。Y先輩から食事のお誘いもあったし、これから楽しい日々が始まりそう!
いい加減にしろ・・・!!!
お前の人生どんだけイージーモードやねん。
っていうアレです。
(ストーリー作るのはちょっと楽しかったけど・・・!!)
- 大きなプロジェクトに抜擢
- 男
- おしゃれな女子会
- 朝のスタバコーヒー(タリーズコーヒーでも可)
ここら辺を上手く組み合わせて出来てくるのが、雑誌に出てくる素敵OLです。(笑)
素敵OLになるために頑張っていたことは?
もはや黒歴史みたいに思えてきましたが、私も一時素敵OLに憧れて色々頑張っていたことがありました。
ちょっとそれについて吐き出してみたいと思います。
矯正下着を着て気持ち悪くなる
20代の頃は、今より●キロも痩せていてスタイルもよかったので、ピタっとした服や短めのスカートを履いて、ピンヒールでコツコツ歩いていましたわ。
今より●キロも痩せていたのに、さらにスタイルを良く見せようと、上下矯正下着を履いていたら、仕事中に気持ち悪くなってトイレで脱いだことがありましたねぇ。(遠い目)
「上下はダメだよ!どっちかにしよう!」って友達に諭されたっけ。
おじさまのセクハラにも笑顔で対応
20代前半の頃かな、職場に働かないおじさんがいて、少し離れた距離からニヤニヤこっちを見ていたことがありました。
あまりに気持ちが悪いし、気が散って仕事に集中できなかったので、上司に相談したんですよね、そしたら、
「まぁ、みんな若くて可愛い子を見ていたいものだしなぁ」って。
いやいやいやいやいや・・・?
今だったら、鍛えあげた筋肉でぶん殴って終了だけど、か弱かった当時は、「え・・?そういうもの?イライラ神経質になっている私がおかしいの?」って思ってしまいました。
会社を辞めたら目が覚めたように「いや、お前ら全員が、おかしいだろ!」って思いますが、会社の中にいると盲目的におかしさに気が付かなくなったりします。
男子社員のつまらない話にも乗ってあげる
男性が多い職場だったので、飲み会などでは男性の比率が多くて、みんな酔っぱらってくると「あの女子社員が可愛い」とか「アイドルの○○が可愛い」とか、下ネタとか、
そういう、
クッソつまらない話が始まることがありました。
でもやっぱり『素敵OL』としてはね?
よくモテる女性の特徴とかで、「男性の下ネタにもちゃんと乗ってくれる!」ってあるじゃないですか。
社会人として、興味のあるふりくらいはできるし、まぁ家に帰ったら忘れるけれども、でも一応しっかりと聴いていましたよ。
そうすると、少しずつ見えてくるんですよね、女性の容姿にやたらこだわる人や、若くて可愛い女の子が好きな人には、2タイプがいると。
- ブサイクな人
- 心が満たされていない人
この2タイプですね。
自分の顔がブサイクな人は、やたら言いますよね「あの女の顔じゃ誰も振り向かねぇよ」とか「同期のあの子は可愛いのにな」とか。人の容姿の品定めや攻撃してくる。
(え・・・?自分の顔は・・・?)
もはや、「可愛い子好きで、人の容姿の話ばっかりする人だいたいブサイク(ラップ調でどうぞ)」っていうのは、哲学的な疑問にまで発展していますよ。
人生をかけて解明していきたいと思います!(ウソ・明日には絶対忘れる)
心が満たされないタイプの人は、ブサイクな人よりは紳士的なことが多いですが、疑似恋愛な体験をすることで心のスキマを埋めている感じがありましたね。
「○○可愛い~!」ってはしゃぐことで、家族とうまくいっていない心のスキマを埋めている人とか・・・。いや、この話やめようか。
素敵OLは、とにかく息苦しかった
素敵OLになりたくて頑張っていた頃は、とにかく息苦しかったですよね。
だって、私が素敵OLをやろうとすると「自分の本心を殺して生きること」になっちゃうので、そりゃ息苦しいよねって話です。
自然に素敵OLが出来る人もいると思うんですよね。そもそもお洒落が好きとか、スタバが好きとか、本当に下ネタが大好きとか。(?)
私は無理でしたね。
- セクハラ
本心→ぶん殴りたい 表面→笑顔で大人の対応
- 飲み会のつまらない話
本心→帰りたい 表面→笑顔で大人の対応
もはや、息苦しさしかないですよね。他にも経済教室に通うとか、自己啓発本をたくさん読むとかもしていましたね。
ほら、『素敵OL』には知性も必要ですしね。職場で株の話とかしてもみんなポカンでしたけれどもね。(保守的な職場・みんな・だいたい普通預金(ラップ調))
あの頃購入した投資信託が60万円くらいの利益を叩きだしているのが、素敵OLやってみてよかった唯一の点かなぁ。(遠い目)
自分らしく生きるのが一番素敵だ
結局、完璧な素敵OLにはなれなかったし、会社も辞めちゃって「なんだか上手くやれない人間だな、私。」って思うこともあるけど、今は自分らしく生きられているからよし、としたいです。
雑誌から出てきたような素敵OLとか、人に憧れられるような素敵ライフとか、もうそういうのに縛られて生きるのは辞めようって思いました。
人に憧れられなくても、自分の心が満たされる、自分らしい生き方をしていくのが1番ですよね。
当時、色々頑張っていた自分を否定しないためにも、今の私は、自分の本心に従って生きていきたいと思うのでした。
まとめ
素敵OLに憧れて頑張っていた当時のことを振り返ってみました。
というか、最近当時のことを思い出して「いや、あれおかしいだろ!」とモヤモヤしていたので、ただそれを吐き出しただけです。(笑)
最後まで読んでくださった奇特なあなた!ありがとうございました。