10年勤めた会社を辞めて1年!メリットとデメリットを語る(もっと早く辞めればよかった)

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会社を辞めたメリットデメリット

撮影:KUMAKO in Canada

こんにちは!クリスマスにケーキを食べる文化を無視しがちなKUMAKOです。

 

今日は、会社を辞めて1年経過したので(実質1年と2か月くらい)、思うことについてつらつら書いていきたいと思います。メリットとデメリットなんぞをね。

 

辞めた時の不安すぎる気持ちが嘘のように、個人的には会社を辞めたことは、メリットばかりでした。

今思えば、辞める前はどうしてあんな震える程、不安を感じていたんだろうと思います。

 

というわけで、長く勤めた会社を辞めたら自分どうなっちゃうんだろう、と思う人の参考になれば幸いです。

 

会社を辞めるまで

会社を辞める決断をするまでの、私の決断力のなさと言ったら笑っちゃうレベル。

そもそも会社に入って2年目くらいの時に、「本当にここで一生働くの?」と思っていたにも関わらず、10年以上働いちゃったんですよね。

今時の若い子(言い方(笑))ならもうとっくに辞めて新しいこと始めているよね。

 

途中でストレスや体の酷使からうつ病になっても婦人科系の手術をしても、会社を辞める決断ができなくて、

「それなら早く辞めればよかったのに。30歳過ぎてから辞めても潰しきかないじゃん」なんて言われる始末。

 

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そんな私なので、仕事を辞めると決めてからも心にはず~っと不安が付きまとっていました

 

「辞めたらどうなっちゃうんだろう」「結局パートとかして、だから辞めなければよかったのにとか言われるのかな?」とか、悪い想像をたくさんしていました

 

でも、実際辞めてみたら、ただのバラ色の人生が待っていただけでした。

 

会社を辞めて感じたメリットとは?

会社を辞めるまであんなに苦悩して、不安を抱えながら一歩を踏み出したのですが、実際は思っていた以上に優しい世界が待っていました。

 

逆になぜ、もっと早く辞める決断をできなかったのかと思ったくらいです。会社を辞めたメリットを思いつく限り書いていきます!

 

自分と大切な人のためにエネルギーが使えるようになった

自己啓発本をよく読んでいる人ならご存知の通り、人のエネルギーには限界があります

1日の中で自分のエネルギーを何に使うかで、人生は大きく変わってくるのだろうと思います。

 

会社勤めをしていた頃の私は、自分のエネルギーをほぼ仕事に使っていました

正確には、通勤時の満員電車やクレーム対応、職場の人間関係にエネルギーが奪われていたと言った方が正しいでしょうか。

仕事の本質に使うエネルギーより、仕事の本質の周辺部分にエネルギーが流れていたのです。

 

例えば、人間関係に悩むアルバイトさんからの相談とか、すぐに怒鳴る同僚とか、言うことが変わる上司とか、課同士の内輪モメとか。

こういったことにストレスを感じ、エネルギーが奪われ、仕事が終わって家に着くころにはエネルギーは空っぽ。そんな状態でした。

そもそも私は、エネルギーが少ないタイプですしね。

 

もっと自分の将来のための勉強とか、旦那さんにおいしいご飯を作ってあげるとか、自分や大切な人のためにエネルギーを使いたいと常々思っていました。

 

会社を辞めた今は、好きでもない人間にエネルギーを奪われることはなくなり、自分が持つエネルギーを自分や旦那さん、両親のために使うことができるようになりました。

 

職場のどうでもいい人に気を使って疲れて、家族に八つ当たりをするなんて、大切なものを見失っていると思いませんか?

私は、そういうことが時々あって、自分を責めて悪循環に陥っていくことがあったのです。

 

今は、そういうことはなく、大切なものを大切にできている、という心の満足感があります。

 

 

人間関係でイライラすることが圧倒的に減った

1.と近いですが、会社を辞めてから職場の人間関係を一掃しました

嫌いだった同僚はラインブロックでもう二度とかかわらない、好きだった同僚とは半年に1回くらいランチでもして現状報告をする、という感じで。

 

会社の同期とか、上司とか、「嫌いでも関係をなぁなぁに保たないと色々面倒くさいから我慢して付き合うか」という理由でヘラヘラかかわらなくて済むのは本当に快適です。

メリットとしてはこれが一番大きいかもしれないです。

 

特に人の影響を受けやすい私のようなタイプは、嫌いな人のクソみたいな意見にも心が揺れてしまうので、そのことにイライラしてストレスが溜まっていました。

嫌いな人にも愛想を振りまいてしまう自分にもイライラしていたし。

 

嫌いな人に囲まれて過ごすくらいなら、今の孤独の方がよっぽど心地がいいです

 

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肩こり・体の痛みがなくなった

現在、私はランサーズでライターの仕事をしているし、ブログを更新してもいるので、キーボードを1日中打っている日も多くあります。(土日も含め)

 

でも、会社に勤めていた頃と比べて、肩こりが圧倒的に良くなりました。

会社勤めしていた時は、肩が凝りすぎて、食事の時に箸を持ち上げられなかったことすらあります(40肩?)。

 

たとえPCの前に同じ時間いたとしても、今は仕事を家でしているのでリラックスしているのでしょうね。

会社勤めの時はガチガチに緊張していたから、肩こりもひどかったんだと。

 

あとはストレスからか、背中とか脈略のない体の箇所が痛むことがよくあったのですが、それもなくなりました。

 

会社を辞めて、健康になったという話はよく聞きますが、私も身をもって感じました。

 

昼間の散歩に行けるようになった

空を見ないまま1日終わったな、ということがなくなりました。天気の良い日は、外に散歩にでかけて陽の光を浴びています。

 

これは、会社勤めしていた頃に、「今日はいい天気だなぁ。外に出たいなぁ。」と良く恋焦がれていた私の夢でもありました。

外を歩いていて、季節の移り変わりを体で感じることができるようになり、日本の四季ってとても美しいなぁと感動する日々です。

 

朝の胸につかえる憂鬱感がなくなった

会社勤めの頃の朝の憂鬱感は、表現しがたいくらいの辛さでした。

「いつになったらこの憂鬱感は消えるのだろう」と思っていましたが、10年勤めていても消えることがなかったので、会社勤めしている限りずっとあったのかも。

 

鬱病と言われた時期の起床時の、胸がズーンと重くなる憂鬱感はもう二度と味わいたくないです。

だから朝の憂鬱感がないことだけでも、神様に感謝したいほど幸せと思えます。

 

夫婦仲がよくなった

仕事を辞めて、基本的な生活費を旦那さんに頼っているのに、夫婦仲が良くなるとは、辞める前までは想像できませんでした。

 

お互い共働きで、私が疲れてストレスが溜まっている時、旦那さんも同じ状況だと正直家の中がお通夜状態でしんどかったです。

 

働いている時は、どうしても「私だって働いているのよ!」という気持ちが前面にでてしまって、家事の負担が大きいことや家事の大変さを分かってくれないことに一々イライラしていました。

 

今は、「いつも働いてくれてありがとう」と旦那さんに感謝できるし、家事を少しやってくれるだけで「なんて優しい旦那さんなんだ!」と感動できます(笑)。

 

私自身もだいぶ穏やかになったので、旦那さんがストレスマックスでも話を聞ける余裕があります。

毎朝の朝食を作ったり、ランチのおにぎりを作ったり、夜帰宅時間に合わせて温かいお風呂やご飯を用意することを、何の苦も無くできるようになりました。

 

だからか私が、「そろそろ働きに出た方がいいのかしら?」と言っても旦那さんは「でも今の状況楽しいし幸せだよ。別にしばらくいいんじゃない?」と言ってくれるのだろうと思います。

 

旦那さんに頼ることをあまりいいことと思っていなかったのですが、「たまにはいっか。」という気持ちにもなれ、旦那さんもまんざらではないようです。(男の人は頼られると嬉しいらしい。)

 

ゆっくり料理をする時間ができたため、料理が上手くなったのも夫婦仲が良くなったことに影響しているかも。

 

将来へのそこはかとない絶望感がなくなった

会社勤めしていた時にいつも感じていた、将来へのそこはかとない絶望感がなくなりました。

入社してから数年で「この会社で一生働くの?」という疑問を持っていたので、将来への絶望感を感じるのは当然ではあるのですが、無駄にこの絶望感と戦っていたところがあります。

 

本心では、「こんな会社で働きたくない」ってしっかり思っているのに、周りの「まだこの会社は恵まれている方」とかそういう意見に引っ張られて、無理矢理同じように思い込もうとしていました。

「こんな会社で働き続けるのは嫌」って思っている私がただおかしいのだと。

 

なので、自分の「嫌だ!」という気持ちを抑えつけてはいたのですが、時々抑えつけていた気持ちが溢れて来て、絶望に苛まされるということがありました。

「あぁ、やっぱりこの会社でずっと働くの嫌だ」と。拭っても拭ってもふとした瞬間に出てくる絶望感。

 

今は、やりたいことが見つかったということもあり、そこはかとない絶望感を感じることはなくなりました。その代わりに希望さんが顔をだしてくれている、とてもいい状況です。

 

会社を辞めて感じたデメリットとは?

会社を辞めて感じたメリットについてお話しました。

正直、私個人としてはメリットが多すぎて、デメリットが気にならないレベルです。

でも、どんな物事にもデメリットが全くないということはないので、デメリットももちろんあります。

 

定期的なお金が入ってこなくなった

これ以上でもこれ以下でもないというか、会社を辞めるデメリットはこの一つに集約されていると言っても過言ではないでしょう。

会社を辞めれば、それはイコール定期的なお金が入ってこなくなるという事態と向き合わなければいけないということです。

 

私個人は、衣食住を頼れる人がいる(旦那さん)こと、貯金が1000万円以上あるということから、すぐに金銭的に困窮することはあまり想像できないため、大きな不安はなく生活しています。

 

しかし、辞める前は、定期的なお金が入らなくなるという事実が怖くて怖くて仕方がありませんでした。

同じ職場の独身の先輩も、私以上の貯金があって親族に頼れる人もいるのに、「仕事辞めたらホームレスになるんじゃないかと不安なの」と言っていました。

 

冷静に考えれば、そうなる可能性はかなり低いことが分かるはずです。

(日本は生活保護もあるし、体が丈夫なら今ならアルバイト求人もそこそこある。それどころか貯金だけで数年はなんとかなる。)。

でも、お金の不安って実態以上に大きく大きく膨らむ性質があるのだと思います。

 

未だにふと、お金が入ってこなくなったことへの不安がよぎることはありますが、考えても仕方がないので、「本当に困ったらどんな仕事でもやってやる」と覚悟だけは決めています。

ランサーズで数万円の稼ぎがあることも、心の安定剤になっているのかも。

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2キロ太った

ほぼ毎日散歩に行っていますが、会社辞めて1年間で2キロ増えましたね。

ストレスが減ったので、ジャンクフードや甘いものを食べる量は減りましたが、体重は増えたんですよね。自分でも理由は分かりません。誰か教えて。

 

幸せ太りかな・・・(新婚時代すら太らなかったのに・・・)

 

まとめ

会社を辞めて1年経って感じたメリットデメリットをお伝えいたしました。

かなりメリットよりの話が多いですね。あくまで個人的な感想なのであしからず。

会社を辞めてからというもの、心に波風が立つことが減りました。

明鏡止水の気持ちとも言える、穏やかな気持ちで日々暮らせている今に、感謝する日々です。

 

 

10年以上勤めた会社を辞めた理由の記事もよろしければ。

【30代にもなって】仕事を辞めたい!10年以上勤めた会社を辞めた理由

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『会社を辞める勇気がない』のは当然のこと。そっと背中を押す記事を書いてみました。

「仕事を辞める勇気がない!」10年勤めた会社を辞めた私が背中を押してみる

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ABOUTこの記事をかいた人

10年間の会社員生活で、うつ病や婦人科系の病気になり、満を持して退職。「好きなことを仕事にして稼ぐ」を模索中。 登山と動物が大好きで、北海道移住を夢見る。30代旦那さんと2人暮らし。