昔から、仕事も趣味もすべては「結果が全て」という思い込みを持っていましたが、最近はその考え方をあっさりと捨てました。
結果ばかりを追い求めていると、過程が単なる我慢になって楽しくない時間が長すぎるのです。
一方で、過程にワクワクやドキドキを得られる仕事や趣味は楽しくて仕方ないし、おまけに結果すら付いてくることが分かりました。
人生は「結果」を出して「人から賞賛されること」が目的だと思っていたけど、「自分が喜びを感じること」が目的で、1番大切なのは過程を楽しむことだと思うようになり、
毎日がずっとずっと楽しくなったわけです。
本記事では、「結果が全て」の考え方を捨てることのメリットと、結局結果がついて来る理由についてまとめました。
「結果が全て」の考え方は自分を追い詰める
「結果が全て」と思い努力していた時は、結果が出ると嬉しくてさらなる努力を重ね、「努力していない人間って何なの?」くらいに思っていました。
学生時代は勉強時間を増やせばテストの順位も上がったし、部活も頑張って練習すれば大会で勝てたから、
「努力して結果をだすことが全て」という考え方を疑ったことすらありませんでした。
でも、社会人になってからは、どんなに頑張っても結果が出ないことが続き、最終的にはうつ病になって倒れました。
うつ病になった時は、「結果が全て」だという考えをゴリゴリに持っていたので、仕事で結果がでないことで自分を責め、それまでの頑張りをすべて否定しました。
「結果を出せないなら、頑張った時間もすべて無駄。何の意味もない。」と。
社会人になってから始めた趣味も、プロレベルにならなければ意味がないくらいのストイックさを持ってしまって、最終的には疲れて習い事を辞めるという結果に。
まぁ、「結果が全て」という気持ちが強い上に、ストイックすぎたというのも問題かもしれませんが。
「結果が全て」の思い込みを持つと、結果が出ている内は人からの賞賛なども糧になり頑張れるかもしれませんが、
結果が伴わなくなってくると、ただただつらい時間が長くなります。
そして、「結果が全て」と結果に拘れば拘る程、体に力が入り、結果が出にくくなってしまうのです。
- 「結果が全て」の思い込みは自分の頑張りすら否定する
- 「結果が全て」だと趣味すら苦しくなって続かなくなる
- 結果にこだわりすぎると我慢の時間が長くなる
「結果」より「喜び」を重視して生きたい
「結果が全て」ってカッコイイ考え方かもしれないけど、自分の首をギリギリと締めていたことに気が付いて、「結果が全て」を捨てました。
「結果」が出なければ、何の意味もないとガチガチに考えていたけれど、今ここで自分が何かに夢中になれたりトキメキを感じられたりすれば、人生の目的は果たしているって。
「結果」を出して「人から賞賛されること」や「何者かになること」より「今自分が楽しむこと」を重視して生きようって。
最近、習い事をしようとヨガ教室とピアノ教室の体験に行ってみたのですが、「結果が全て」の思い込みを捨てていなかったら、ヨガ教室に通っていたと思うんですよね。
だって、ヨガに通えば、「痩せる」「健康になる」「妊活に効く!?」などの結果が出る可能性が高いし、ヨガマット背負っている姿も人から見てカッコイイ。
でも、今の私は
そんなこと本当にどうでもいいなぁ〜
と思ったんです。
ヨガをやっている時と、ピアノを弾いている時、どちらがトキメキを感じたのか?
選ぶ基準はそれだけで、ピアノを弾いている時の方が圧倒的にトキメキを感じたから、ピアノを習うことに決めました。
ピアノを習っても狭い部屋で弾くだけで、痩せもしなければ、人前で弾くわけでもないから誰からも褒められない、何らかの「結果」に繋がることはないでしょう。(笑)
だけど「自分の喜び」を基準にしたら、迷う余地すらなかった訳で、今私はピアノを習い始めて毎日が生き生きと輝いています。
- 「結果が全て」を捨てると、今自分が楽しめることを迷いなく選べる
- 「結果が全て」を捨てると、毎日のトキメキ度がアップする
「結果が全て」の思い込みに追い詰められているなら
「結果」を重視していた頃、日々の中に「楽しさ」や「喜び」を感じられなくて、人生がつまらなく感じたことがありました。
たとえ仕事で成功したとしても、趣味で資格を取るなどの結果を出せたとしても、日々のトキメキが少ない人生は嫌だな、と私は思います。
もちろん、結果を出すことで得られる喜びも多いし、何を目的に人生を歩むかは、人それぞれでもあります。
ただ、私はこれまでの経験から、「結果」を重視したことではなく、自分が「楽しいこと」「喜びを感じること」にチャレンジしていきたいと感じているのです。
「結果が全て」の思い込みが強くて、追い詰められていたり、人生がつまらないと感じたりしている人は、1度「結果が全て」を捨ててみるのもアリですよ。
結果を出すために頑張っていることと1度距離を置いて、純粋な喜びを感じられることを人生に少しでも加えてみてはいかがでしょうか。
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