相変わらず脳科学の話が大好きなKUMAKOです。
さて、脳科学と心理学には目がない(?)私ですが、今日は書籍・『脳にいい24時間の使い方』を紹介していきたいと思います。
『脳にいい24時間の使い方』は、起床時から寝るまでの脳の働きを科学的に分析して、何時にどんな仕事をすれば、脳の機能を最大限に発揮できるかが詳しく書かれています。
時間は誰にでも平等に与えられているけれど有限なので、有効活用をしていきたいものですよね。あれ?以前も同じような書籍を読んだような・・・。
あ、これだ。
『神・時間術』よりもっと詳細に「起床から2時間後は決断力が高まる」などの情報が得られる書籍なので、あわせて読んでもらえるとより時間を有効活用できると思いますよ!
目次
脳の機能に合わせて行動すると
私は、脳の機能に合わせて行動することを心がけているのですが、ライターの仕事がサクサク短時間で終わったり、ブログを更新する頻度があがったりなど、
集中して効率的に仕事を終わらせられるようになりました。
以前は、朝からネットサーフィンをして集中力が高まる午前中の時間をつぶし、眠い午後の時間にライター仕事を始めて全然進まず、「今日1日何してた?」と思うこともしばしば。(汗)
仕事がスムーズに進まないのは、意志力が足りないからではなく、脳の機能に逆らった行動をし、脳を無駄に疲れさせてしまっているからかもしれません。
ということで、起床時を起点として、起床から何時間後にどんな仕事をするのが最も適しているのかを、書籍・『脳にいい24時間の使い方』を引用しながら見ていきたいと思います!
午前中って脳はどんな機能が高まっているの?
『脳にいい24時間の使い方』によると、午前中はやはり頭を使う仕事に適した時間帯でございます!
目覚めて2時間後
目覚めて2時間後あたりに、思い切った決断ができる状態になります。
出典:『脳にいい24時間の使い方』菅原洋平
目覚めて2時間後、だいたい午前9時あたりに男性ホルモン(テストステロン)がバンバン増えて、今後の方針や重大な決断をしやすい時間帯に突入するとのこと。
優秀な経営者が朝早く来てひとりの静かな時間を持ち、会社の重要な指針を決定するなんて話はよく聞くことですが、脳科学的に理にかなっているわけですね。
目覚めて3時間後
1日のうちで、最も記憶力が高まる時間帯が、起床から3時間後です。
出典:『脳にいい24時間の使い方』菅原洋平
目覚めて3時間後、だいたい午前10時には脳が澄み渡って記憶力が向上しているため、最も重要な仕事や新しい仕事に挑戦する時間帯です。
例えば、仕事に必要な難しい資料を読み込んだり、ずっとさけてきた重要な仕事に取り掛かったり、冴えた脳でじっくりと大切な仕事に取り掛かるのが吉ですね。
目覚めて4時間後
人間の脳が最も活発に活動するのが、起床から4時間後です。この時間は、1日のうちで最も頭が良く働き、創造性に優れています。
出典:『脳にいい24時間の使い方』菅原洋平
目覚めて4時間後、だいたい午前11時頃には、創造性が最も高くなって知的作業がはかどる時間帯ってことですね。
まぁ、引き続き集中して重要な仕事を進めていくべき時間帯で、アイデアなどもどんどん出てくる仕事のゴールデンタイムですね。
私は、この時間に少し難しいライター仕事に取り組んだり、ブログ記事の案を出したりしています。
脳が活発化する午前中の使い方
ここまで見てきて分かるように、午前中は集中して仕事に取り組める大切な時間帯なのです。
午前中を制するものは仕事を制す・・・は私が今考えた言葉ですが(笑)、午前中には、脳に余計な負担をかけないように注意しなければ、残業の可能性が高くなってしまうかも。
私は、朝一のメールやSNSやネットニュースのチェックはなるべく避けて、ノートにアイデアを書くときはパソコンを消し、ブラウザはすぐに切ってネットが目に入らないように気をつけるなど、
特に、午前中に脳に余計な情報を入れないことを心がけています。
私たちの脳は、視覚を遮断しない限り休憩できません。目が開いている限りは、それがどうでもいい情報でも、しっかりと分析してしまいます。
出典:『脳にいい24時間の使い方』菅原洋平
朝一で嫌なニュースを見てしまったり、ネガティブなSNS発信を見てしまったり、どうでもいいメールを読んでしまうと、
心の切り替えはできたつもりでも、脳はその情報を引きずっていてエネルギーを消費しちゃうってことですね。
昼休みにネットやSNSを見てしまう場合も、脳は全然休めていないので、昼休みにネットやSNSをダラダラ見てしまうくせがある人はやめましょう。
午後って脳はどんな機能が高まっているの?
午前中の過ごし方について細かくまとめていったら字数が多くなってきちゃったので、ここからは簡単にまとめますね。
午後は、手を使うのに適している時間帯です!
午後はテンション高くなって急に眠くなる(笑)
昼食の後に目を閉じて脳をしっかり休ませたり、外食してリフレッシュできた場合、起床後7時間後に当たる、午後2時頃に急にテンションが上がってきます。(笑)
目と手の協調性が高まって、1日の中で一番手先が器用になる時間帯だそうで、デスクワークの人は、資料作成などの単純作業に向いています。
私は、この時間にワードプレスでのブログ作業やメール返信、ライター仕事の下準備をしたりしますかね。あとは、ピアノ弾いたり。
さて、テンションが高い時間帯を経て、起床後8時間後に当たる3時頃には活動が急激に低下してきます。
なるほど、これから私は脳の活動が低下した3時頃に散歩に行くことにしますが、会社員の方はこっそりトイレで寝るか(笑)、一つの作業に集中する「シングルタスク」を心がけるって感じでしょうかね。
▶︎残業しないで早く帰宅したいなら『シングルタスク』を心がけよう!
起床後8時間後の脳の機能が低下している時に、大切な仕事をするとミスする可能性が高くなるのでやめたほうがいいでしょうね。
(野生はどこに消えたんだ)
夕方って脳はどんな機能が高まっているの?
夕方は体のパフォーマンスが最高潮になる時間帯でございます!
夕方はスピード重視で退社に向けて仕事を終わらせる
起床後10時間後から11時間後に当たる、午後5時から6時には再び集中力が戻っきて、記憶力・判断力が増す時間帯です。
私は、この時間にライター仕事の下準備(ネットでの調査)や簡単な記事を書いたり、明日の午前中に何をするかを考えています。
会社員の人は、残りの仕事をサクサク終わらせて、仕事の進捗を確認したり、明日やる仕事を整理するといいですね。
この時間を過ぎてしまうと、集中力を発揮して仕事をするのはもう無理と考えてもいいでしょう。(笑)
ランニングや筋トレは夕方が効果的
朝と夕方で同じ運動をした人の、運動前後の成長ホルモンの分泌を調べた実験では、夕方のほうが朝に比べて約3倍も分泌が増えたという結果が得られています。
出典:『脳にいい24時間の使い方』菅原洋平
ということで、筋トレを1年以上も続けていて、最近自分の腕を触ると引くくらい筋肉がつき始めている私は、筋トレを夕方やることに今決めました。(笑)
まとめ
『脳にいい24時間の使い方』について紹介しました!
全ての時間帯の脳の働きを覚えるのは難しいかもしれませんが(笑)、大雑把に午前中は知的な仕事、午後は作業系の仕事、夕方はやり残した仕事、などざっくり覚えておくといいですね。
脳に合わせて効率的に仕事ができるようになると、時間に余裕ができて、自分の好きなことをする時間が増えますよ。少し意識するだけでも生活は変わリます!
私もまだまだ実験中ですが、自分の大切な時間と脳の資源を無駄にしないようにするべく、色々学びつつ検証しつつ奮闘していきます。有益な情報はまた共有しますね。