【実体験】マンションの騒音問題で悩まされていたけど解決した話

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KUMAKO
最近、マンションの騒音問題に悩まされていてストレスが半端なかったです
ハシビロコウ先輩
ま、KUMAKOの現世での修行のひとつやな
騒音問題を解決した方法
はぁ〜熊、本当にかわええ、、、癒されるわ(撮影:KUMAKO)

さて、最近、マンションの上の階の人の騒音問題に悩まされていたので、その話をまとめたいと思います。

騒音問題に悩んでいたのは数ヶ月くらいかな?

上の階には小さい子供がいるので、「まぁこんなものかな?」くらいに思っていたのですが、段々と上で激しいバスケをしているようなヤバめの騒音に発展していきました。

日中だけならまだしも、夜22時以降、なんなら24時以降も激しい騒音が続くので、寝不足とストレスで「引っ越したい」と思ってすらいました。

とりあえず、今の所は解決しているのですが、その解決までの道筋について詳しくまとめていきたいと思います。

騒音問題の難しさ~「思考」と「行動」は別~

騒音問題に悩んでいるまともな人の多くは、

「私って音に敏感すぎるのかしら」

「子供がいるなら仕方がないと考えるのが大人かしら?」

など思うことが多いと思います。

昨今のニュースなどでも、近くに幼稚園ができることに対して怒りのクレーム?を入れた老人に対して批判が集まっていたし。

「子供の声なんて元気で楽しくなるじゃない!」とかね。

私としては、ここで切り離して欲しいのが、「思考」と「行動」は別ということ。

何を騒音と思うかは本当に人それぞれで、そこに何か批判的なことを言うのはどうかな、と思うのです。

「赤ちゃんの泣き声がうるさい」という人もいれば「あらあら~元気でいいわね」と思い人もいる。

例えば、私だったら、隣にフジコヘミングさんが住んでいてピアノを毎日弾いていたら、「ラッキー!いつも1万円のチケット買って聴きに行くのにタダで聴き放題!」と思って何時間でも聴いてられるけど、もちろん、うるさいと思う人もいるわけで(笑)

楽器の音がうるさくて悩んでいる人に、私が「楽器の音を美しいと思えないなんて教養が足りない証拠」とか言って否定するのはちょっと違いますよね。

ただ、騒音に対して、直接怒鳴り込んだりするかしないか、そこはその人の人間力にかかっていると思います。

何がうるさくて、何に困っているのか、どうクレームを伝えるべきか?、どこまでは許容できるのか?などを整理できずに感情的になってしまう「行動」が問題だと思うんです。

Twitterなどを見ると、「行動」ではなく、「うるさいと思ったこと」を否定するような人が多く、「それは違うんじゃない?」と私は感じていました。

ま、そんなこんなで、騒音というは非常に難しい問題を含んでいることを前提に、私の場合についてお話ししていきます。

騒音問題解決までの話

私が悩んでいた騒音とは?

さて、私の騒音問題に関してですが、上の階の人がどうしてそんなにうるさいのか、何をしているのかが全くわからなかったんですよ。

例えると、バスケットをドンドンやっているような感じで、最初の頃は「wi-fit?」のようなエクササイズ系ゲームを夜24時くらいまでやっていると思ったんですよね。

実際は、子供が暴れまわっていた、もしくは両親と遊んでいたというのが正しかったようなのですが、正直、上で何をしているのか分からず怖かったです。

「夜逃げ?」と思ったこともありましたね(何か家具をギーギー引っ張ったり、ドンドン!という家具を解体しているような音があったり)、あとは「卓球?」と思ったり。

騒音がひどくなるにつれて、「もはや嫌がらせ?うち、何かした?」と思ったりしました。

そして、夜24時近くまで騒音が続くこともあったために、

「普通に考えて、就寝している人もいるかもしれない時間に騒音を出すってどういうこと?まともな人じゃないのかも?

という思考にまで発展していきました(笑)

いや、でも、、、、そうですよね?

多分騒音に悩んでいる、まともな人の多くが、少し恐怖を感じていると思います。

「これだけの騒音を非常識な時間に出すって、そもそも話が通じる人が住んでいるのだろうか?」と。

ま、気がついていないだけのこともありますが、マンションの隣人トラブルってニュースになったりもしているので少し怖いですよね。

張り紙2回、ポスト投函1回

騒音問題で感情的な気持ちになるのは分かるんですよ。本当にイライラしますよね。

でも、イライラしてそれを直接ぶつけても、あまり意味がないし、まずは管理会社に伝えるのが正解です(騒音を出している人が本当にやばい人の場合もあるので)

ただ、管理会社って本当にマニュアルの仕事しかしないんです。

うちのマンションの管理会社は結構な大手ですが、仕事ができない人に当たってしまったのか、張り紙2回、ポスト投函1回と何度も繰り返し相談する羽目になりました。

で、ここで学んだのが、

「何の騒音に悩んでいて、何に困っていて、何が非常識なのか」をハッキリさせること。

私たちも騒音に悩んだことがはじめてだったので、管理会社に相談して張り紙をすれば静かになるだろうと思っていました。

ただ、しばらくは静かになるんですが、すぐに戻ってた(笑)

私の個人的な意見ですが、マンション全体への「音に気をつけましょうね~」的な張り紙だけだと、

まともな人だけが読んで気をつけるハメになるんです

例えば、「そっか、私10時以降に帰宅するから、ちょっと静かにしなきゃな」とか「夜中トイレ行く時、足音気をつけなくちゃ!」とか。

いや、普通に生活することには何の問題もないんですよ。生活音ってどうしたってお互い様だし、日中の話し声とか、足音とか、なんなら朝でも夜中でも普通に生活する音ってある程度仕方がないじゃないですか。

じゃなくて、夜22時以降に激しいバスケをするとか、24時くらいまで「ドンドン」と、まるで棒で床を強く叩くような音を出すのは辞めてって私たちは言いたかったんですよ。

ふわっとした騒音に対する注意の張り紙だと、たぶん普段からほとんど騒音なんて出していないまともな人だけ気をつけて、普段からうるさい音を出しているまともじゃない人はそのままスルーみたいなことになりかねないです。

なので、なるべく具体的に、「就寝している人もいる夜22時以降はエクササイズゲームなどで騒音を出すのは控えてください」くらいの「あ、うちかも」と思うくらいの具体化が必要です。

しかも24時に騒音が止んだから「さ、寝よう!」ともなれませんしね、普通。その後もイライラやら何やらでしばらく眠れないですから。そういったこともチラシに書いてもらえるといいですよね。

管理会社にマニュアル通りの仕事をさせない、なるべく具体的に書いてもらう。

これはめちゃくちゃ大切です。さらに、

1度でやむと期待しない、やまなければ何度も何度も管理会社に訴え続ける、諦めない。

これも大切です。

「もう引っ越すしかない!」というところまで来たら、直接言ってもいいかもしれないですけどね。なるべく冷静に。

騒音問題解決までの道のり・まとめ

つまり、まとめると、騒音問題に悩んでいる場合には、なるべく記録をして、どれくらいの期間どういう音に悩んでいて、どういう弊害があるのかをなるべく具体化しておく。

ちなみに私は音を録音したりしました。最悪、裁判になったりしたら、証拠になるんでね(もちろん、裁判なんて起こす気ないですが、、、でもマンションも賃貸ならいいけど購入してしまっていて、騒音で体調崩したりしたらそれこそ裁判ものですよね)

それから、管理会社に相談して、張り紙などで対応してもらう。その時に、なるべく具体的に書いてもらう。

ここまでで、「ただ気がついていないで非常識な騒音を出していた人」による騒音は解決します。

さらに騒音がやまないようであれば、また管理会社に電話する。向こうはプロですから、また張り紙をするとか、張り紙が気がつきにくいようであれば、ポストに投函とかしてもらう。

最終的には、本人に伝えるってこともあるのかな?多分やりたがらないだろうけど、冷静に理論的に訴え続けていれば、管理会社もやらざるを得なくなるかも。

そう、根気強くやっていく、騒音注意のチラシをポストに投函しても騒音がやまないようであれば、1ヶ月ごとくらいに管理会社に相談してもいいかもしれません。

騒音問題で学んだこと

人生でぶち当たる問題には「学び」がつきものですが、今回は、

感情的にならないこと

について深く学びました。

私は他人に期待していないということもあり、本当に「引っ越したい」という気持ちになっていたんです。少し感情的になってしまっていたんですよね。

ただ、旦那さんが非常に理性的でして、管理会社への相談も旦那さんがしてくれたんです。

「マンションに住んでいる限りこういう問題はつきもの。引っ越しても次のマンションで同じ目に合うかもしれない。それなら問題解決方法を学んでおくべき」と。

管理会社への電話もすごかったですね。

  • 夜22時以降の激しい騒音、非常識な騒音に悩んでいること
  • 日中はお互い様だし、普通の生活音に悩んでいるわけではないこと
  • 注意のチラシをポスト投函してほしいこと、文言に気をつけてほしいこと
  • 騒音が止んだからと言ってすぐ眠れるわけではなく、仕事に支障が出ていること
  • イライラして怒鳴り込んでしまおうかと思ったこと(これを言うことで、早急な問題であると管理会社に認識させる)

これらのことを、冷静に、丁寧にお伝えしていました。

やっぱり感情的にガミガミ言ってしまうと、管理会社の人に「この人がおかしいんじゃ?気にしすぎなんじゃ?」という印象を与えてしまうこともありますからね(騒音って本当にイライラして感情的になるからね、ここ注意です)。

以前、大山に登った時に滑落事故で道が塞がれ、登山客のほとんどが「いつ復旧するんだ」などブツクサ言っていた時も、

旦那さんは「文句を言ったり、いつ終わるか分からない復旧を待っても仕方がない」と遠回りの他の道を探し出して無事に下山しました。

旦那さんの感情的にならずに冷静に問題解決できる能力をかなり尊敬しています。私も「そうありたい」と思ってはいるのですが、まだまだ勉強不足でしたね。

最後、旦那さん自慢になってしまいましたが、私の騒音問題解決までの道のりはこんな感じでした。

とりあえず、いろいろやってみて、上の階の人が「嫌がらせ」でやっているわけではないと言うことがわかったので、それだけでも安心しました。

何の音か、何故うるさいのか、がわからずに騒音だけをひたすら聞かされていると、本当に恐怖なんですよね。。それがなくなっただけでもだいぶ心が落ち着きました。

まとめ

騒音問題に悩んでいる人は、まずは、感情が落ち着いている時に管理会社に連絡してみましょう。

なるべく具体的に、淡々と丁寧に、伝えることが大切です。

あとは、私は耳栓購入しましたよ。ノイズキャンセリングなどを使うのもアリですね。

音に敏感で悩んでいるという人は、下記のノイズキャンセルのヘッドホンがかなりおすすめです。これ本当に外界の音から遮断されます。

自分になるべくストレスを与えないよう、耳栓やヘッドホンなどで自分の身を守りながら、騒音で困っていることを管理会社に訴えて騒音自体にもアプローチしていく。

自分が我慢すればいいというのではなく、両輪を走らせるといいと思います。

騒音問題には、なるべく感情的にならず、やれることを淡々と積み重ねていくことが大切です。


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ABOUTこの記事をかいた人

10年間の会社員生活で、うつ病や婦人科系の病気になり、満を持して退職。「好きなことを仕事にして稼ぐ」を模索中。 登山と動物が大好きで、北海道移住を夢見る。30代旦那さんと2人暮らし。