仕事を辞めたことの後悔が1mmもないKUMAKOです。
時々辞めた職場に復帰した悪夢を見てうなされるほど、二度と戻りたくないと感じる今日この頃。
仕事を辞めてから1年半が過ぎ、「仕事を辞める決断をもっと早くすればよかった」と感じるくらい日々を満喫している私から、
「仕事を辞める勇気がどうしても出ない!」という人に向けて背中を押す記事を書いてみました。
勇気がでないのは当然のこと
「仕事を辞めたいのに決断できない自分が嫌」「どうして私は行動に移せないんだろう」と真面目に考えている人もいると思いますが、仕事を辞める勇気が出ないのは当然のことです。
私は、10年勤めた会社を退職しましたが、本当に長い間悩んで、「辞めたいなんて思う私がおかしいのか?」と自分を責めていた時もあります。
人は本能的に変化を怖れるようなプログラムもされているから、「仕事を辞める」という変化に恐怖を感じるのは当たり前で、
特に長く会社勤めをしていればいるほど、決断に大きな勇気がいるでしょう。
「仕事を辞める」決断をした人は、我慢してその会社で働いている人を無言で否定しているような感覚もあるから、
「辞めて後悔するかもよ?」「無謀なんじゃないの?」などと批判をされたりもします。
そんな逆風の中、「辞めた後どうなるか分からない」状態で、今までとはまったく違う未知の世界の扉を開けるのだから、勇気が出ないと足踏みしてしまう人の気持ちも頷けます。
「仕事を辞める勇気がない!」は当然のことで、勇気がでない自分を責める必要などないのです。
後悔したらその時考えればいい
仕事を辞める勇気がない人の中には、「辞めたら後悔するのではないか?」という気持ちが強い人が多いと思います。
私も退職するまでは「辞めて後悔したくない」「失敗したくない」や他人から「やっぱり辞めなければよかったのに」と思われたくない、
などの気持ちをギュ―っと握りしめていました。
でも、仕事を辞めてから1年半を過ぎて思うのは、「仕事を辞める」ということを大げさに考えすぎだったということ。
私が仕事を辞めても会社は何事もなかったかのように回るし、地球も相変わらず回っているし、自分が別の誰かに変わっちゃうわけでもない。(笑)
会社を辞めてフリーランスになったものの、フリーランスが合わないというのであれば、また会社員に戻ることを検討すればいいし、
就職した会社が合わなければ、その時また別の会社を探せばいい。
それだけの話。
色々動き回っている時は「やっぱり会社辞めなければよかった」と後悔が浮かんでツラいかもしれませんが、
長い目で見れば、嫌々我慢しながら同じ会社にいるより中身の濃い人生になりますよね。
仕事を辞めて「後悔するかもしれない」けど「後悔しないかもしれない」人それぞれ意見があると思うけど、実際に自分がどんな感情になるかは、辞めてみないと分かりません。
仕事を辞めてみて、後悔したとしても、人生は続いていくのだから、また次のステップを考えればいいだけのことで、人生の経験が増えたと考えればいい。
「仕事を辞めて後悔するかもしれない」は、辞めてみないと分からないことだし、後悔したとしても人生すべてに×がつくわけではないのです。
稼ぐ力は早いうちからつけるべき
好きでもない仕事を我慢して続けていた時は、
「定年退職すれば、自由な生活ができる」がたったひとつの希望でした。
定年退職した後に悠々自適な生活をするために貯金を頑張ったり、年金について勉強したりしていたこともありました。
でも、貯金額が増えたからと言って「もう絶対大丈夫だ」となることはなく、いくら貯金しても不安が消えないという人も多いでしょう。
仕事を辞めて、会社に頼らず自分でコツコツ仕事をしてきて思うのは、「稼ぐ力」さえつければあらゆる不安は解消されるということ。
貯金がいくらあっても不安は解消されないけど、好きなことで「稼ぐ力」をつければ、年齢にかかわらず働けるし、お金をいつでも生み出せる安心感がある。
私は、以前の職とは違う分野の仕事をしたかったので、会社を辞めた後の月収は、「5000円」から始まりました。
「月5000円じゃ、パートに出た方がマシ」ではありましたが、私はパートをしたくなかったので、自分の好きな仕事をコツコツ続けました。
そして、今やっと月10万円を越えるお金を稼げるようになって、「このままコツコツ続けていけば、月収はどんどんあがっていくだろう」と確信が生まれるまでになりました。
会社勤めをしながら「稼ぐ力」を身に付けられる人もいますが、仕事に家事にアップアップだった私は、退職しなければ、ここまで稼げるようにはならなかったでしょう。
「会社の仕事が嫌い」「定年退職したら今の仕事を二度とやりたくない」で消耗しているのであれば、
なるべく早いうちに仕事を辞めて、コツコツと好きなことで「稼ぐ力」をつけていくべきだと思います。
あなたが「我慢してやりたくない仕事を続けている」間も、誰かは「好きな仕事での実績を積み上げて、稼ぐ力を身につけている」のだから。
- 「仕事を辞める勇気がない」自分を責めない。当たり前のこと。
- 「仕事を辞めて後悔するかも」は辞めてみないと分からない。後悔したら考えればいい。
- 好きなことで「稼ぐ力」を身に付けることであらゆる不安が解消される。
- 好きなことで「稼ぐ力」を身に付けるには、今の仕事を辞めて、コツコツ実績を積み上げるしかない。
「仕事を辞める勇気がない」人の背中を押す、私的キーワードを述べてみました。
何とかなるよ
「仕事を辞める勇気がない」で長年悩み、最終的に「仕事を辞める」を決断した私から、背中を押す記事を書いてみましたが、背中押されました?(笑)
「辞めたいなら早く辞めろ」とまでは言わないけど、私は今のところ「仕事を辞めてよかった」派です。
仕事を辞めた後、どのような人生が待っているかは人それぞれですが、どんな状況になっても「まぁなんとかなるっしょ!」と自分を前に進ませられるのは自分だけ。
自分の人生を創っていけるのは自分だけなのです。