自分の理想の人生を送るためには色々な要素が必要ですが、成長マインドセットを持っているかどうかも大切だと感じる今日この頃。
私は成長マインドセットという考え方を知ってから、しっかりと現実と向き合って、着実に理想に向かってコツコツと忍耐強く努力できるようになりました。
何も努力していないのにできちゃう人、才能がある人の方が、泥臭く努力する人よりカッコよく見えることもあるかもしれません。
でも、「才能がある」と周囲から見られている人は、必ず成長マインドセットを持っていて、尋常ではない努力をしています。
というわけで、今日は全ての人に身につけてもらいたい成長マインドセットという考え方について紹介します!
目次
1.成長マインドセットとは『やればできる!』の考え方
成長マインドセットとは、「人間の能力は努力で伸ばせる」という信念のことです。
言葉だけ聞くと「当然じゃん!」と思うかもしれませんが、多くの人は成長マインドセットを身に付けられていません。
2.成長マインドセットと硬直マインドセットの違い
私も成長マインドセットを意識しだしたのは最近のことで、それまではずっと「人間の能力は変わらない」という信念を持つ『硬直マインドセット』を握りしめていました。
成長マインドセットか硬直マインドセットか、どちらの信念を持っているかで人生の着地点は大きく変わってくるのですが、あなたはどちらの信念を持つ人でしょうか?
例えば、私はライターの仕事をしているのですが、時々クライアントさんに厳しい指摘を受けることがあります。そんな時、あなたならどんな反応をしますか?
成長マインドセットを持つ人「指摘してくれてよかった、今後もっといい記事を書けるよう努力しよう」
硬直マインドセットを持つ人「指摘されるのすごい嫌、やっぱり私はライター向いてないのかも」
他には、あなたが何か楽器を習ってみたいと考えていて友達にそれを話したら「え?子供の時から練習しないと意味ないらしいよ。脳科学の本で読んだ」などと言われたらどうでしょう?
成長マインドセットを持つ人「練習を重ねれば少しずつ上手くなるでしょ。とにかくやってみてから考えようかな。」とコツコツ楽器の練習を始める。
硬直マインドセットを持つ人「大人になったら成長しないんだ。すぐに弾けるようにならないとつまらないからや~めよ。」
さて、どうでしょうか?
世の中の80%くらいは硬直マインドセットの持ち主なんじゃないかと個人的には思います。
3.成長マインドセットを持つ人の特徴
成長マインドセットを持つ人の特徴は下記の通り。
- 自分の能力を疑うような出来事があったとしても腐らずに努力をコツコツ続けられる
- 難しい課題にも恐れることなく挑戦できる
- 今は完璧にできなくても次にできるようになればいいと考えられる
- 周りの評価をあまり気にしない
著名人で言うと、マイケルジョーダンは下記のようなエピソードから、成長マインドセットを持つ代表的な人だそうです。
- 高校代表のバスケットボールチームに入れなかった時、腐らず毎朝トレーニングに励んだ
- シーズン最後の試合に負けた時には翌年のために何時間もシュート練習を繰り返した
- 天才プレイヤーと言われるようになってからも粘り強く練習を続けた
イチロー選手も明らかに成長マインドセットを持つ人でしょうね。
成長マインドセットを持つ人って結構無敵だと考えていて、最近だとテラスハウスに出演していたルカ君も典型的な成長マインドセットの人だと思いました。
最初、20歳のルカ君は、同居人にもスタジオにも視聴者にもバカにされていました。
カルボナーラを作ろうと茹でたお湯の中にパスタと卵をぶち込もうとしたり(笑)、「スパイダーマンになりたい」と非現実的な夢を持ってたり、でも英語がめちゃくちゃ下手くそだったり。
「こわ~い!」「気持ちわる~い!」と散々スタジオでも言われて、そのオンエアを見て落ち込む事も多かったようです。
でも、そこで腐らず、英会話教室と料理教室に通って、テラスハウス卒業の時には美味しいパスタを振舞って、さらに英語でのスピーチ(下手ではありましたが)を皆の前でしたんですよね。
感動しましたね。まさしく成長マインドセット。
今後このままコツコツ努力を続ければ、数年後には英語ペラペラになって、本当にマーベル作品に出演しているかもしれません。
そして、ルカ君をバカにしていた人たちは典型的な硬直マインドセット。新たにバカにできる対象を探して泳ぎ続ける。それが硬直マインドセットの特徴のひとつ・・・(笑)
4.硬直マインドセットを持つ人の特徴
硬直マインドセットを持つ人の特徴は下記の通り。
- 努力をするということは才能がないということだと考える
- 自分の有能さをひけらかすことばかり考える、自分を大きく見せないと気が済まない
- 自分ができる人間と感じられなくなると途端にやる気をなくす
- 挑戦して失敗したくない、負け犬にはなりたくない
1回失敗したからといって「もうだめだ」と挑戦を諦めたり、少し太ったからと言って投げやりになってダイエットを諦めたりする人は硬直マインドセットの持ち主と言えます。
ただ、私もずっと硬直マインドセットを持つ人だったので気持ちはよく分かります!(笑)
大好きだったピアノも英語の勉強も、
- 大人になってこれから練習してももう上手くならないかも
- 一生懸命勉強してTOEIC受けたけど点数悪かった。英語の才能ないのかも
という典型的な硬直マインドセットによって1度諦めた経験があります。
ただ今は、成長マインドセットのもと、どちらも成長を楽しんでいるのでご安心ください。(笑)
以前、会社員の時にやたらと自分の手柄をひけらかしたり、人を見下したりしてた同僚がいましたが、硬直マインドセットを持っていたからそんなだったのね、、、と振り返ります。
能力は変わらないと信じているから、今の自分を認めてもらわなくちゃならない。だから人を見下したり、自分の能力をひけかすしかなかったのかもしれません。
(そして、皆から嫌われていた(汗))
ゆきすぎた硬直マインドセットは、悲惨な結果を生み出すので本当に気をつけたいところです。
5.成長マインドセットはどうやって身につければいいのか?
成長マインドセットを身につけるためには、自分の硬直マインドセットを修正しなければなりません。
日常の中で硬直マインドセットになってしまっているときがあったら、
「間違っても、失敗しても、これから成長していければいいんだ」
と繰り返し思うようにします。
そうすることで、自分の問題を直視できるようになっていき、変化を恐れず成長していけるようになります。
マインドセットを変えるのは大変なので、少しずつ自分に成長マインドセットを浸透させていきましょう。
私も少し油断するとすぐに硬直マインドセットに戻ってしまって「あ~私ってダメかも」「もうこれ辞めちゃおうかな」などヤケになってしまうこともあります。
自分が長年持ち続けた信念を変えるのは時間がかかると心得ましょう。
そして、硬直マインドセットに戻りそうになるごとに、成長マインドセットのことを思い出すようにしてみましょう。
6.まとめ
最近、「最強の考え方だな〜」と感じている成長マインドセットについて紹介しました。
昨日もクライアントさんとのミーティングがあって「あ〜やだな〜色々言われるのかな〜」と硬直マインドセットに傾きそうになったのを、
「あ、いやいや、成長すればいいんだ。今回のミーティングは自分が成長できるチャンスなんだ」と成長マインドセットに戻したばかりです。(笑)
「1回の結果で全てが決まるわけではない、努力を続けてこれから成長していけるから大丈夫」という考え方はとても素敵だと思いませんか?
私はこの考え方がとても好きです。もし硬直マインドセットを握りしめて苦労していることがあれば、成長マインドセットにシフトすることをおすすめします。
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