ライターの仕事の合間にピアノで息抜きしているKUMAKOです。
私は、現在10年のブランクを経てピアノ教室に通っているのですが、ピアノ教室に通うにあたり、電子ピアノを購入しました!
実家にはアップライトピアノがあったのですが、今住んでいるマンションにアップライトピアノは置けないので、コンパクトなヤマハのP-45Bを購入。
購入したての頃は、「わ~!今時の電子ピアノってすごいじゃん!アップライトピアノと変わらないかも~」くらいに思っていましたが、
しばらく使ってみると、全然違うことが判明したので(当たり前だ)、今日はヤマハ電子ピアノP-45Bのレビューをしていきたいと思います。
目次
ヤマハ電子ピアノPシリーズとは?
脚がない電子ピアノだから持ち運び可能で、コンパクトな鍵盤のみの電子ピアノシリーズ。
特にP-45Bは、3万円台で購入できる安さにもかかわらず、グランドピアノの音の再現と、ピアノタッチの重さで人気のある商品。
私が購入したP-45Bの他にもP-255(8万円台)と、2018年6月に販売開始したP-125(約5万円)があるようですね。フム。
少しでもよい音で弾きたい!というのであれば、音色にこだわったP-225やP-125を購入するのもアリかもしれません。
ただ、電子ピアノの音色には限界があって、アップライトピアノと比べたらどの音色も大きな違いはないと思うので、価格的にもやっぱりP-45Bがおすすめです。
というわけで、P-45Bを使ってみて感じたメリットデメリットを書いていきたいと思います!
ヤマハ電子ピアノP-45Bのメリット
音色やタッチの重さがピアノっぽい
実家にはアップライトピアノがあるのですが、アップライトピアノを購入する前、電子ピアノを使っていました。
すごい昔のことなので、記憶もぼんやりなのですが、あの頃と比べると音色も鍵盤の重さも格段によくなっていると感じました。
音色が本当にピアノっぽいし、鍵盤の重さもピアノに近いので、趣味で楽しむとか譜読みのために購入するには十分すぎる性能です。
フットスイッチと呼ばれるペダルがついていて、踏むとアップライトピアノのペダルを踏んだ時のようにひびかせられますが、
ひびきもまぁ、まぁ、合格ってレベル。
気持ちよく弾けるレベルの音色・ひびき・タッチの重みはあるといえるでしょう。
価格が安い
P-45Bは、アマゾンで購入すると、本体の他に、譜面台、ペダル、電源アダプター、取扱説明書がついてきますが、3万円台で買えてしまいます。
「続けるか分からないけどとりあえずピアノ始めてみたい」とか「ピアノレッスンでアップライトピアノ弾くから譜読みだけ電子ピアノで」という人にも、購入しやすいお値段帯。
アップライトピアノを購入したり、ピアノが飽きたりして用済みになってしまったら、メルカリで売ればいいと、今から思っている私です。(笑)
コンパクトで持ち運び可
P-45Bは、重量が11.5キロで、まぁ運べなくはないくらいの重さでコンパクトなのがいいところ。(ただ、気軽にひょいひょい持ち運べるほど軽くはないです。)
奥行は30㎝未満で、幅は1m30㎝くらい、高さは約15㎝。
うん、そこそこ大きいけど、アップライトピアノや脚付きの電子ピアノに比べればコンパクトですよね。
私は今、東京のマンション暮らしなので、アップライトピアノはもちろんのこと、脚付きの電子ピアノすら置く場所ないです。(汗)
なので、鍵盤だけのP-45Bがヤマハから販売していて本当によかったと思いました。
鍵盤だけであれば、普段は部屋のスキマに置いておいて使うときだけ机に出して弾いたり、部屋のスキマに置いたまま弾いたりできるから。
ただ、そこそこ大きいし、そこそこ重いってところだけは覚悟しておいてくださいね。(笑)
音量の調節ができるので騒音を気にする必要がない
電子ピアノの良さは音量の調整をできるところですよね。集合住宅で、アップライトピアノなんて弾いた日にゃ、騒音問題に発展しますからね。
朝でも夜でも思い立った時、やる気になった時にすぐ練習できるっていうのは、アップライトピアノにはない大きなメリットですよね。
ヤマハ電子ピアノP-45Bのデメリット
ピアノ独特のひびき、重さと比べると・・・
いやいやいやいや、アップライトピアノは、基本的に100万円くらいするので、3万円台の電子ピアノP-45Bをアップライトピアノと比べるのはどうかと思いますよ?
でも、一応、アップライトピアノとは結構違うよってところを覚悟して購入した方がいいかなと思いましてね。
まず、アップライトピアノの場合は、鍵盤をたたいたまま力をふっと抜くと、ひびきますが、電子ピアノはひびきません。
あとは、電子ピアノは容易に音の強弱を指で調整できて上手くなった気になりますが、アップライトピアノではそうはいきません。
私は、電子ピアノP-45Bは、アップライトピアノと比べると、特にひびきと音の強弱をつける方法が違うということを感じました。
電子ピアノに慣れ過ぎると、アップライトピアノを弾くときに力を上手く抜けなくなったり、音の強弱をつけられなくなったりすると感じました。
なので、アップライトピアノで上手く弾けるようになりたいのであれば、電子ピアノは譜読みのために弾くくらいにして、
定期的にアップライトピアノやグランドピアノで練習するようにした方がいいと思います。
電子ピアノを弾きすぎると、変なクセがついてしまうなぁと感じました。
ヤマハ電子ピアノP-45Bをおすすめするのはこんな人!
ということで、ヤマハ電子ピアノP-45Bを購入するのにおすすめなのは、こんな人です。
- マンションに住んでいてアップライトピアノや脚付きの電子ピアノを置く場所がない
- マンションに住んでいて、ピアノの音が騒音になることを気にしている
- アップライトピアノをレッスンなどで弾けるため、電子ピアノは譜読みのために使う
- ピアノを続けるか分からないけど、そこそこ気持ちよく弾ける安いピアノが欲しい
- 自分の好きな曲を独学で弾きたいから、安いピアノが欲しい
私は、週に1回程度アップライトピアノかグランドピアノを弾いて感覚を取り戻しつつ、P-45Bは主に譜読みや仕事の合間の息抜きに弾いています。
電子ピアノで譜読みを終わらせていくと、ピアノレッスンもスムーズに進むし、息抜きや趣味に弾くのであれば十分すぎる性能なので、私は買ってよかったと思っています。
実際に店舗で音やひびきを確認したいのであれば、事前に問い合わせをしてみた方がいいですよ。
私は、銀座の山野楽器で実物を見ようとしたら、置いてなかったので、柏の山野楽器まで行きましたから。(笑)
結局アマゾンで買いましたけどね。だって重いから・・・。(宅配便のお兄さんには申し訳なかったけど。)
まとめ
10年ぶりにピアノを再開するにあたって、電子ピアノP-45Bを購入したのでレビューを書いてみました。
最初は、「アップライトピアノと変わらない!?」くらいに感動していたのですが、しばらく弾いてみたら、アップライトピアノとの違いが見えて来てしまいました・・・。
今はP-45Bで譜読みや、曲に指を慣れさせることをしつつ、週に1回はアップライトピアノかグランドピアノで練習するようにしています。
P-45Bは、譜読みや仕事の息抜きに弾くくらいであれば、本当に十分すぎるほどの性能で、私は気に入って使っていますよ。
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