会社を辞める前は周囲と周波数が合わなくなった気がしたKUMAKOです。
宇宙って広いじゃないですか?
でも、人って自分が今いる場所がすべてと思っているところがあって、
私も会社員の時は、狭い会社内の常識が宇宙の常識みたいに感じていたんですよね。
会社内の常識とは少し違う考えを持っていた私の考え方は、周囲の人に話しても理解されなくて、
「こんな考え方の私がおかしいんだろうな」と思っていました。
本当は、周囲との価値観とか周波数(?)が違ってきてしまったので、意見が合わなかったり居心地が悪かったりしただけだったんです。
ということで、会社員を辞める前、明らかに周囲との食い違いを感じるようになったエピソードについて今日は語っていきたいと思います!
目次
会社員時代の周囲とのズレ
私は入社してから2、3年目くらいから、苦労して入った会社に対して疑問を持っていました。(笑)
でも、まだ入社して2、3年の頃は、疑問こそあれど会社に合わせることができていました。
自分はまだ社会人としては新人だし、『会社は3年やめるな』が常識にもなっていましたから、
「会社員を続けていれば何か見えてくるだろう」とか「仕事が面白いと思える日も来るだろう」、「心の違和感もなくなるだろう」
と思っていました。
「この仕事合っていないんじゃ?」とか「何となく会社の人と考え方が噛み合わない」などの違和感はそっと心の奥底にしまい込んだのです。
辞める直前には違和感は爆発!
もし今、周囲の人と考え方が合わなくて「あれ?私がおかしいのかな?」と思って苦しんでいる人がいたら、自分を責めないで欲しいです。
私もずっと「周囲の人と意見が合わないから、私の考え方がおかしい」と思って苦しんでいましたが、今思えば価値観が違っていただけでした。
「私がおかしい」などと思わず、自分の考えを素直に受け止めてみて欲しいです。
どんなに「私の考え方がおかしい」と周囲に合わせようとしても、いつかは爆発しますから。(笑)まさに以前の私がそうでした、、、。
私が会社員を辞める直前に感じた、周囲の人との価値観のズレについて具体的に語ってみたいと思います!
仕事は我慢してやるもの
私は、好きなことを仕事にしたいという夢をずっと持っていたのですが、
「好きなことを仕事にしたい」に対する周囲の冷ややかな目と言ったらもう(笑)
私は、仕事をしている時間が好きだし、人生の大部分の時間を仕事が占めることを考えると、仕事を楽しみたいって気持ちがありました。
それに、自分で言うのも何ですが、自己成長が大好きなんですよね。
だから、仕事で色々なことを学んで自分の成長につなげたかったし、なるべく仕事を全力でやりたいという気持ちを持っていました。
でも、周囲の人はそうではなくて、「仕事を頑張れば頑張るほど損」みたいな人が多くいました。
どうせ同じ基本給をもらえるのであれば、「なるべくサボった方が得」という考え方ですね。
「好きなことを仕事にしたい」という話をすれば「でもみんな仕事我慢してやっているし」って答えが返ってくる。
「もっとこういう仕事をしたい!」と情熱を表せば「現状維持してやり過ごそうよ」って答えが返ってくる。
どちらが間違っているというわけではなくて、本当に価値観が違ったんだなと思います。
会社員を辞める前は、「仕事が合わないこと」に耐えられなくなってしまって、仕事に熱中しようと思っても熱中できず、苦しい時期が続きました。
夢は叶っちゃったらもったいない?
夢って叶えるものだと思ってたんですけど、ある時会社の人に自分の夢を語ってみたら、
「夢は叶えちゃったら終わりじゃん!叶わないからいいんでしょ。」って言われたことがあります。(汗)
夢ってひとつ叶えるごとに、次の大きな夢ができるから「叶っちゃったら終わり」ではないと思うのですが。
私の感覚としては、夢を叶えるごとに今いる箱から出て、新たな世界を見ることになり新しい夢ができて・・・を繰り返すって感じです。
新たな次の夢を見るためにも、今の夢を叶えるためにできることはコツコツやっていく、が当たり前と思っています。
なので、「自分の夢を叶えてあげたい」という気持ちが強い私にとっては、「夢を夢のまま終わらせる」という人のことはよく理解できませんでした。
やりたくないことをやることへの疑問
会社員を辞める直前には「私ってどうしてやりたいことをやるためにやりたくないことをやっているんだろう」ということをずっと考えていました。
「家でゆっくりしたい」「旅行に行きたい」「好きなことをしたい」というやりたいことのために、やりたくない仕事を毎日毎日やっている。
何ならやりたくないことをしている時間の方が長いくらい。
「老後にゆっくりしたい」という目的のために「今、馬車馬のように働く」。
「ゆっくりする」ために「馬車馬のように働く」って何だかおかしくない?ゆっくりしたいなら今すぐゆっくりすればいいじゃん、などと考えていました。
こんなことを考え出したのは、さとうみつろうさんの書籍がきっかけなんですけどね。
それを職場の人にふと話したところ、
「でも、みんなやりたいことのためにやりたくないことやってるじゃん?だから仕方ないよ」
と言われました。
この頃から「ダメだ・・・何を言っても話が噛み合わない」と薄々感じてきたのでした。
みんなそうだから?お前はどうなんだ!
今の状況に疑問を感じるという話をしても、「でも、みんなそうだから仕方ない」という返答ばかりでした。
「みんなも我慢しているんだから、お前も我慢しろよ!」という圧力をありありと感じました。
でも、「みんな」は分かったけど、
お前はどう考えているんだよ!!
と聞きたくて聞きたくて仕方がありませんでした。
「私は違うと思う。〇〇じゃない?」と返答されるなら分かるのですが、「みんなそうだから仕方ないよ。」って何なん?
自分の意見を言えよ!!
みたいな感じで、辞める直前はイライラすらしていました。(笑)
新しい提案をしても「でも、、、」「みんなが、、、」「前例が、、、、」
もう限界だと思いました。(笑)
完全に価値観が違うし、会社に漂う周波数と別の周波数を出すようになった私は(笑)、会社にいるだけでも息苦しさを感じるようになっていきました。
「自分がおかしいんじゃないか」と思ったら・・・
「自分の考え方がおかしいのでは?」と悩んだら、周囲との価値観が違ってきたのでは?と考えてみてください。
自分を責めるのではなく。
自分の心が思っていることは、自分にとっては正解なんです。
自分の本心を抑えまくって、上手くいかず壁に突き当たりまくっていた私だからこそ、「自分の本心は正しい」と断言できます。
私のように会社にいるだけで息苦しくなってきたら(笑)、もう環境を変える時なんじゃないかと思います。
価値観なのでどちらがいいとか悪いとかではなく、単純に「合わない」のはどうにもできませんから。
会社員を10年続けましたが、私は自分を曲げて会社に合わせることは結局できませんでした。
(自分なりにめちゃくちゃ努力はしてみましたがね。)
まとめ
この記事は、もし「私って考え方がおかしいのかな?」と思って苦しんでいる人がいたら、
「そうじゃないよ!自分の心で思っていることは正しい。周囲の人と価値観が合わなくなっただけだよ。」
と伝えたくて書いてみました。
私がずっとずっと周囲の人と意見や価値観が噛み合わなくて「私の考えってきっと変なんだろうな」と苦しんでいたので。
周囲の意見や価値観に合わせようと、自分を曲げようと努力して、苦しんでいたので。
(そして結局無理だった。)
世の中は広いので、価値観が近い人は別の場所に必ずいるはずです。自分を責めずに、自分の価値観を大切にして欲しいと思います。