昔から不安感が強くて「私っておかしいのでは?」と思っていたKUMAKOです。
昔から「なんかおかしいんじゃないのか?」というくらい不安感が強かった私。
「本番が不安」「将来が不安」「体調が不安」・・・以前は、毎日不安に囲まれて暮らしていた感じでした。
不安をどうにかするためにたくさんの書籍を読んだり考え方を取り入れたりして、少しずつ強い不安感は和らいできました。
でも、三つ子の魂百までじゃないですが、やっぱり私の根本的な部分はネガティブ体質というか不安体質でできているんだろうな、と思う今日この頃。
強い不安感は色々な方法で払拭できても、根本的な体質までは変えられないのかもしれません。
ということで、今日は不安を強みに変えていこう!って話をしていきたいと思います。
「不安になりやすい」という性質は、デメリットではなくメリットとして働くことも多いと最近感じるようになりました。
そして、不安を感じてしまうときに「この不安が私の力になる」と考えられるようになってからは、メンタルが落ち込みすぎることもなくなり、とっても楽になったのです。
目次
私の不安症はこんな感じ
人前での発表が決まった日から毎日吐きそうになる(笑)
私の不安症っぷりを話しておきたいと思いますが、まず人前での発表が決まった日から毎日憂鬱感が抜けなかったという経験があります。
特に昔は、「不安を感じやすい=ダメなこと」と自分を責めていたし、完璧主義でもあったので、自分で自分を追い詰めていました。
最近、旦那さんが大切なプレゼンの前日にリラックスした様子で過ごしていたのを見て、「あ、これが普通の人なんだ」と思ったんです。
私は、人前での発表の前日からすでに緊張しちゃうし、若干パニックにもなるので。(笑)
旦那さんが、プレゼンの会場を前日の夜に調べて「あれ~?意外と遠いな~」などと言っていたのにもびっくりしました。
私だったら1ヶ月前には会場を調べて、当日のシュミレーションまで済ませているでしょうから。(不安すぎて。)
人前での発表がある日はだいたいお腹も壊しますし。(爆・社会不適合すぎる・・・!)
将来への漠然とした不安を抱えすぎる
昔からず~っと漠然とした将来への不安を抱えていました。
「本当にこのままでいいんだろうか?」と何度も何度も自分に問いかけて、頭を悩ませていたんですよね。
もっと楽観的に生きられれば、一生働くつもりで入社した会社を辞めなくてすんだかもしれません。
そして、今も楽しく働けていたかもしれないなぁ~なんてしみじみ思うこともあります。
不安症の強み・不安を力にする
そんな感じで、人に自分の不安を話しても「え?どういうこと?」「ちょっと考えすぎじゃない?」などと誰にも理解されないレベルの不安症を抱えている私ですが(笑)、
不安症にも強みがあるんです!
人より不安を感じやすい体質のことを「よくないこと」と決めつけるのではなく、「不安は自分の強みだ!」と考えてみると見える世界が変わってきます。
私は、「不安は強み」と考えるようになってから、大切なイベントなどに対して体に力が入りすぎず、うまく自分の力を出せるようになりましたよ。
というわけで、私が考える不安を感じやすい人の強みをあげてみました。
不安感が強いと何にでも真剣に向き合える
人前での発表や重要な用事に対して不安が強いということは、それだけその物事に真剣に向き合えている証拠です。
例えば、私はピアノの発表会に出る予定なのですが、不安すぎてめちゃくちゃ練習しています。(笑)
あとは、人前で話す機会があれば、旦那さんに引かれるくらい練習を繰り返し行います。どれだけ練習しているかは、下記記事を読んでもらえば分かります。
関連記事▶︎人前で話すと緊張してしまう私が事前にやっていた対策や心構えとは?
練習なんてしなくてもサラリとやってのけてしまう人が羨ましく感じる時もありますが、物事に真剣に向き合えば向き合うほど、得られるものも多いと思うのです。
私は、不安を感じる物事に対しては「やれることはやっておく」というスタンスでいます。
なので、たとえ失敗したとしても後悔はないし、次につながる経験ができたと考えられるのです。物事に真剣に取り組めれば、それは必ず人生にプラスの影響を与えてくれます。
まぁ、不安が強くて練習しまくるので、人前での発表などで、失敗したことほとんどないですが。
いろんなことに頭が回る・失敗が少ない
不安が強すぎて色々なことに頭が回り、準備をしまくるので失敗が少ないです。
現に、人前での発表に関しては「KUMAKOさんは人前でしゃべるのが得意な人」という風に見られていました。
普通、人は結果しか見ないので、私がちょっとした発表でもめちゃくちゃ練習していることとか、発表の当日にお腹を壊していることなんて知らないですからね(笑)
数ヶ月後のピアノの発表会についても、早い段階で弾けるようにするため練習を積み重ねています。
ピアノの発表会当日のことをすでに考えていて、
「指先が冷たかったらどうしよう」「途中でだれかがドアから入ってきたらどうしよう」「震度2くらいの地震があったらどうしよう(震度3だったら演奏中止してもいいかなって(笑))」
など、色々な状況を想定しています。
(楽観的な人はこんな事まで考えないんですよね?(笑))
そして、どんな状況になっても自分の演奏ができるように準備をしているのです。
今、#ピアノ の発表会に向けて「献呈」という曲を練習しているんだけど、あと4ヶ月もあるのに「音飛んだらどうしよう」ともう不安になっている。(笑)
そして、久しぶりに思う「不安を解消できる方法は、練習しかない」と。不安症だからこそ準備をストイックにして、本番はいつもバッチリなのだ。
— くまこ@ライター・動物写真家 (@kumakumako0901) 2019年1月21日
「不安を感じやすい」というのは、「あらゆる事態を想定して事前に備えられる才能」とも言い換えられるのです。
現状を変える力がある
私はずっと将来に不安を感じてきましたが、そのおかげで自分の人生と真剣に向き合って、現状を変え続けることができました。
私が楽観的な人間だったら、会社の将来・自分の将来に不安を感じることなく「とりあえず、そんなに悪くない今のままでもいっか」と現状を変えようとしなかったかもしれません。
「会社で働くのつらいけど、いつか状況は良くなるだろう」と楽観的に考えていたら、会社辞めてなかったかも。
私が不安になりやすいタイプだからこそ、「本当にこのままでいいのか?」を自分に問い続け、自分のやりたいことへ続く道を切り開いてこれたのかな、とも思うのです。
「本当にこのままでいいの?」「明日死ぬかもしれないのに?」「ねぇ!?ねぇ!?」と執拗に悲観的な問いを与え続けてきましたからね・・・。
「不安症は強み」と認識する
不安が強いことで悩んでいた私は、以前「不安になる自分はダメだ!」と自分を変えようと努力していました。
でも、「不安になる自分はダメだ!」と自分を責めることで、メンタルを落として憂鬱になり、不安が余計に強くなっていたのです。
「不安を感じられるのは自分の強み」と思うようになった今は、メンタルを無駄に落とすことなく、不安を自分の力に変えられています。
ピアノ発表会も「ちゃんと弾けるかな」と不安がいっぱいになることがありますが、
「だからこそ色々なことを想定して、ここまで練習をして弾き込めるんだ」
「私ほど、準備できる人はあまりいない。不安は私の強み」
と認識したら、気持ちが楽になったのです。
どうあがいても不安を感じてしまうのであれば、力にしなきゃもったいないってことです!
まとめ・不安をなくそうと思わなくなった
「不安を感じられることは強み」と認識してからは、不安をなくそうと無駄にもがくことがなくなりました。
そうしたら、不安を感じる時間も減ったように思います。不思議なものですね。
不安を感じやすい人は、「コレってもしかして強みかも?」と一度考えてみるのもいいんじゃないかと思います。
思い返してみると、自分の不安症はメンタルへ影響を与えていただけでなく、人生をよくしていたことにも気がつくかもしれませんよ。
(真面目な記事だから!)