SNS依存について色々考え続けているKUMAKOです。
私は、SNSとの関係性をず~っと模索し続けてきた人間です。
私のSNSとの付き合いとしては、不安な時や心が満たされない時に、SNSに依存してしてしまうという特徴があります。
不安な時や心が満たされていない時に、SNSを開いて、いつの間にがネガティブ情報ばかりを集め、より不安や満たされない感がつのるという意味のないことを繰り返してきました。
SNS依存を改善しようと、書籍を読んでみたりアプリを入れてみたりなど色々試してきたので、今日はSNSの怖さやSNS依存対策について話していきたいと思います!
目次
SNSの怖さ!なぜ依存してしまうのか?
SNSやスマホを悪者とする風潮もありますが、うまく利用できていればOKで、SNS一切を完全にやめる必要はないですよね。
私も、ツイッターやインスタグラム、YouTubeといったSNSを利用していて、ブログの読者さんと交流したりしていますが、普通にポジティブになれる行為なので、それを問題視している訳ではないです。
アウトプットツールとしても優れもので、学んだことをSNSでアウトプットすれば記憶が定着するし、ビジネスにも利用できますよね。
(私だったら、ブログを読んでくれる人を集めるツールとして役立ちます。)
ただ、「人生が少しも良くならない」「少しもポジティブな気持ちにならない」ような情報をSNSで見続けてしまっているのであれば、注意が必要だと思うのです。
個人的には、世の中の多くの人がSNS依存・スマホ依存症になっていると思いますが、SNSには怖い一面もあって、意識しない限りSNSに振り回されて人生が終わってしまいます。
私が思う、SNSの怖い部分をまとめてみました。(ふふふふ・・・)
SNSはお手軽にドーパミンがでるツール
私が、不安な時や満たされない時にSNSを見てしまうのは、SNSを見ると脳内物質であるドーパミン(快感ホルモン?)がこまめに出るから当然と言えば当然なのです。
ギャンブルや薬物と仕組みは同じで、SNSの方がドーパミンの量は少ないけど、簡単にアクセスできるので依存しやすいってところでしょうか。
不安な気持ちや満たされない気持ちを一瞬ごまかすために、ドーパミンが出るツール(薬物・ギャンブル・SNS)に依存してしまうってことです。
ただ、ドーパミンは行動を起こさせてくれる脳内物質ではありますが、残念ながら幸せにはなれないので、満たされることなく次のドーパミンを求める行動を続けます。
ドーパミンは、幸せや満たされた気持ちはくれないため、不安な気持ちをどうにかしたくてSNSを見ても、一瞬はごまかせるけれども、見終わった後にはより大きな不足感が残ります。
(あんた、SNSやってるんかい。)
ということで、SNSはとても依存しやすいツールであるため、意識していないと人生の時間の大半を食いつぶされてしまうかもしれない訳なのです。
ドーパミンについては、こちらの記事でも説明しているので合わせてどうぞ~!
関連記事▶︎今週チェックした有益な情報!#3【ドーパミンを利用してモチベーションに変えよう】
ストレスフルな人の感情はうつる
例えば、YouTubeなどでイライラしている人の動画を見ると、コルチゾール(ストレスホルモン)のレベルが高まるそうですが、そんな経験ありませんか?
普通に生活しているだけでも、仕事や人間関係、家庭、隣人関係といった色々なストレスを抱えている人も多いのに、息抜きで見たはずの動画からもストレスを受けていたとしたら・・・。
YouTubeの動画では、人を批判したり怒ったり感情を表現しているものも人気はありますが、ちょっと割りに合わないと思いませんか?
感情を表現している人の動画を見ているだけの消費者側は、ストレスを受けて脳に悪影響を与えられ、自分の人生の時間を削られている訳です。
動画を作成している側は、お金につながるし、動画アップの実績にもなっているので、発信するのは別にいいと思いますが、
発信者と消費者の格差がひどい、とは思います。(笑)
「YouTubeは無料で見れるから!」と言っても見るものは選ばないとデメリットしかないってことです。
SNS利用の時間が長い人ほどうつになる
SNS利用時間の長い人ほどうつ病になるリスクが高まり、SNS利用を1日30分以内に制限したら気分の落ち込みが改善したという研究結果があります。
SNSを長時間見れば見るほど、メンタルが落ち込んでしまう人が多いということですね。
他にも、SNSが人間関係の崩壊につながることも考えられます。
カフェなどで、スマホを机の上に置いているだけでも、SNSの通知が気になり相手の話に集中できなかったり、SNSばかり見ていて家族の話を聞いていなかったりすれば、人間関係にヒビが入りますよね。
確か、SNSと離婚率の関係について調べた論文もあったような気がしますね。
こんな感じで、SNSは手軽にドーパミンがでるから依存しやすく、でも依存したところでストレスが増して、メンタルが落ち込み、人間関係が崩壊するという怖ろしいツールなのです。
ただ、SNSやスマホを悪者にしようと思えば、いくらでもできる訳ですが(笑)、最初にも言ったように、人生をよりよくするためのツールにもなり得るので、うまく利用することを心がけていればOKです。
SNS利用の基準を厳しく決めてみる
SNS依存の原理がわかったところで、なかなかやめられないのが世の常です。
というか、私もSNS利用を制限するのには、本当に苦労しました。
意志力だけではどうにもならないので、「スマホを見えない場所にしまう」とか「スマホロックアプリを利用する」とか色々工夫をして、やっと依存から解放された気がしています。
(それでも、油断するとSNSをボケーっと見て30分くらい経っている時もある)
SNSを本能に任せて利用していたら、依存症になるし自分の大切な時間も奪われていく一方なので、SNS利用の基準を自分なりに設定することをおすすめします。
私は、SNS依存から解放されるまで、自分への厳しめな問いかけをよくしていました。
「あなた今1時間くらいYouTube見ていましたけど、それで自分の人生は良くなりましたか?」と。
だいたいYouTubeには大人が見てためになるような動画はないので(というか私は知らないので)、基本的に「いいえ」だったし、
「あなた今30分くらいツイート見てましたけど、ポジティブな気持ちになりましたか?」という自分への問いかけにも、
ツイートの炎上案件を目にしたりして、ポジティブどころかネガティブな気持ちをもらうことが多かったので、「いいえ」と答えざるを得なかったんですよね。
こうやって、自分への厳しめな問いかけを繰り返していくうちに、さすがに
「SNSを見ていても自分の人生は何も変わらない」
「変わらないどころか嫌な気持ちになることのが多い」
「自分の大切な時間をなんとかして取り戻さなくては」
という危機感を持ち、SNS離れすることができた訳です。
SNS依存をやめたい!対策法
ここからは、今SNS依存に困っているという人に向けて、私がやってきた対策を紹介していきます。
が、相変わらず最初の方で文章を書きすぎてしまうタイプの人間で、すでに長文になっちゃっているので、サクッとまとめていきたいと思いますよ!
SNSを見た後の気分を観察する
SNSを長時間見てしまった後、自分の気分を観察してみましょう。
SNSをたっぷり見て、めっちゃいい気持ちや満たされた気持ちになる人は利用を制限する必要はないですが(笑)、ネガティブな気持ちになるなら、SNS制限は人生をよくするために有効です。
特定の動画やツイートで気分が悪くなるのであれば、チェックしておいて、見ないと決めるのが1番です。
気分が悪くなったとしても、つい見てしまうのが人間の本能(?)というものなので、「この動画を見たら気分が悪くなるからやめよう」と思考の力で制限する必要があるのです。
スマホロックアプリを入れる
SNSがやめられないのは「時間の無駄な気もするけど、暇つぶしだし」という気持ちがどこかにあるからかもしれません。
では、どれくらいの時間をSNSに費やしているかを可視化してみましょう!
私は、「Ubhind」というスマホ制限アプリ(?)を入れていて、ツイッターやインスタグラムやインターネットにどれくらい時間を消費したかが、可視化できるようにしています。
ツイッターに1時間、インスタに1時間、スマホを触っているのは1日のうち3時間など、しっかり数字が出れば「スマホに時間奪われすぎ」と気づけて、SNS利用制限を真剣に考えるようになりますよ。
ちなみに私は、「Ubhind」でスマホを1時間以上使うとロックがかかるように設定していて、午前中と夜10時以降もロックをかけています。
(午前中は集中力が高まるので仕事に集中するため、夜10時以降は睡眠の質に支障が出るため)
最初はすごくつらかったですが、人間とは慣れる生き物でして、「Ubhind」でSNS利用を制限した後の方が、心穏やかに快適に過ごせるようになりましたね。
SNSをやる時間を決める
SNSの悪者っぷりを力説してきましたが(笑)、SNSはいい面もあって、アウトプットツール・ビジネスツールとしてはとても重宝しています。
自分から発信したり、有益な情報やポジティブな情報を取りいくのは何ら悪いことではないと思っているので、私もツイッターやインスタグラムを楽しんでいます。
ただ、1日中細切れにSNSを見ていると、集中力が途切れる要因になるため、時間を決めてやるようにしていて、今は夕方に15分程度ツイートするというところに落ち着きました。
インスタグラムは自分が動画(ピアノ動画あげてます)あげるときだけ、30分利用OKというルールを採用しています。(動画の編集とかあるから長め。)
ただ、ふとツイッターやインスタグラムを開いてしまった瞬間に、ツイートしたりコメント返したりしてしまったりすることも多々です。(汗)
SNSの代わりにやることを決める
手持ち無沙汰でやることがなくて、ついスマホを手に取ってしまうという人は、スマホを見る代わりにやることを用意しておくといいですよ。
旦那さんは、「スマホを見そうになったらkindleを手に取るルール」を採用していて、最近めちゃ本を読むようになって、人生充実しているとのことです。(笑)
私は、「暇だな~」とふとスマホを触りそうになったときにはスクワットかストレッチをすることにしています。(笑)
スマホを手にしたら、「まずは英語アプリを開くようにする」というルールを作ったりするのも有益ですね。
まとめ
SNSの怖さやSNS依存対策について紹介しました。
私は、SNS依存を解消するためにあらゆることを試してきましたが、SNS依存を改善するのは本当に難しいことだと感じています。(汗)
「この人好きじゃないな~」という人の情報ほど気になって、見たくなってしまうのはなぜなのでしょうかね。見たところで何のメリットもないのに。
まずは、アプリを入れて、自分の時間がどれだけSNSに奪われているのかをチェックして、その時間分のリターンが自分に返ってきてるかを考えるところから始めてみるといいですよ。
今後もSNS依存については、研究(?)を続けていく予定なので、また何か分かったらブログに書きますね~!
▼スマホの怖さや対策をもっと知りたい人はこちらの書籍がおすすめです▼