『うまくいったやり方から捨てなさい』を読んだので、書評をまとめていきます。
本書籍は下記のような人におすすめです。
- 今の生活に少しモヤモヤを感じている人
- 新しいステージに行きたい人
- 自分らしく生きたいと考えている人
それではいってみましょう~!
目次
書籍の内容
タイトルの通り、『今までのやり方や価値観ではうまく行かなくなった時、それらを軽やかに手放していきましょう!』ということが全体的に書かれています。
例えば、「頑張ればうまくいく」という価値観をもとに頑張ってきたけどうまく行かなくなってきて、行き詰まって鬱病になってしまったことをきっかけに、
「頑張ればうまくいく」の価値観を手放すといった具合。
まぁ、私の例なんですけどね。それに鬱病になる前に手放したほうがいいですね、本来は。(笑)
このように、『新しいステージに行くためには、これまでの価値観や考え方ややり方を変えていかなくてはいけない』ということが繰り返し色々な角度から書かれている書籍です。
それでは、個人的に印象に残った箇所を紹介していきます。
印象に残った箇所
「もったいない」と思うものを真っ先に手放す
新しいステージに行く際に足枷となるのが、「手放したらもったいないと感じるもの」。
自分の例をあげてみると、下記のようなものになりますね。
- 10年も続けた会社を辞めるのはもったいない
- 正社員で待遇のいい会社を辞めるのはもったいない
- 長く続けた習い事を辞めるのはもったいない
- 待遇のいいライター仕事を手放すのはもったいない
- ここまで続けた友人関係を手放すのはもったいない
人によっては、
- 条件のいい彼氏と別れるのはもったいない
- 居心地のいい今の場所を離れるのはもったいない
などもあるかもしれません。
ただ、「もったいない」と思っている時点で、すでに大切なものではなくなっているわけです。
新しいステージに行くためには、自分らしさを突き詰めていくことが必要ですが、「もったいない」ものには自分らしさは宿りません。
なので、足枷になってしまうんですよね。
私が上記の例にあげた「もったいない」と感じていたものは、全て手放したものです。そして、確かに、手放してから人生のステージが変わったことを確信しています。
今後は、もっともっと自分の心に正直に、軽やかにいろいろなものを手放していきたいですね!
変わりたいのに変われない人の9割が実家暮らし
書籍によると、「変わりたいのに変われない人の多くが実家暮らしをしている」とのこと。
実家にいるとどうしても親の価値観や、子供時代の価値観に引っ張られてしまうところがあって、なかなか新しい自分に変われないのでは?と書かれています。
実家で暮らすことは、新しいステージに行く足枷となりやすいということですね。
考えてみれば私も実家を出たからこそ、今の生きやすい自分、なりたい自分になれているのだと思います。実家を出ていなかったら、昔の私のままだったかもしれません。
例えば、「仕事」ひとつとっても、私は「楽しくやるもの」と考えていますが、親世代は「我慢してやるもの」と考えていて、価値観が大きく違うと感じています。
年末年始は私と旦那さんそれぞれの実家に行きましたが、価値観の違いからかモヤモヤして疲れましたもん。(笑)
もちろん、どっちの価値観が間違っているということはなく否定するつもりもないですが、実家暮らしをしていると「親の価値観に引っ張られてしまう」ことからなかなか逃げられません。
自分が楽になる価値観を取り入れたくても難しくなってしまうでしょう。
「嫌だ」はNO!「怖い」はGO!
新しいステージに行くためには、「やりたくないこと」は軽やかに手放していって、自分のやりたいことだけを突き詰めていくことが大切です。
ただ、「怖い」と感じることはやったほうがいいので、ここを混同しないように気をつけましょう。
「怖い」と感じることは、「やりたい」が潜んでいる大きな挑戦であることが多いため、「怖い」を言い訳にして行動しないといつまでたっても新しいステージには行けません。
スピリチュアルや自己啓発を学んでいるのに人生変わらない、という人のひとつの原因がコレだと思っています。
「やりたくないことはやらない」を拡大解釈して、「怖い」ことに飛び込むことを躊躇していたら、他力本願すぎて人生が変わるはずがありません。
行動に迷った時には、「嫌だ」と感じたらNO!「怖い」と感じたらGO!を胸に刻むだけで、結構人生は変わります!
人生のバイオリズムを作る6つのしんか
もはや「手放し」と関係ないような気がしますが(笑)、人生がよくなる秘訣として、人生のバイオリズムにおける6つの『しんか』についても解説しています。
人は、「進化」「辛化」「深化」「真化」「新化」をグルグルと繰り返して、魂を成長させながら、最終的に「神化」にたどり着くとのこと。
書籍を引用すると、
誰もが前に進んでいる感覚になれるのは「進化」しているとき。
「進化」を過ぎると、次の課題や問題などを引き寄せる「辛化」の時期に。
辛い状況を機に自分自身と向き合うことが必要になり、「深化」して。
とことん向き合った末に、真実の自分が見えてくる。それが「真化」。
新たなステージに招き入れられるような感覚になる、新たな自分に出会える「新化」
『うまくいったやり方から手放しなさい』|椎原崇 著
とのことです。
それぞれのフェースによってやるべきことが変わってきて、間違えるとうまく行かなくなるそうです。
例えば、私の経験として、過去に仕事が辛くてうつ病になってしまった時には、自分自身としっかり向き合う「深化」が本当は必要な時期でした。
ところが当時、私は辛い状況からなんとか脱したくて、自分自身と向き合うのを避けて、行動しまくってしまったがためにうまく行きませんでした。
▼下記の記事はまさしく当時のことを反省して書いた記事です▼
自分のフェーズに合わせてどのように過ごすことが正しいのかを見極めることが大切とのこと。
ちなみに、私は2020年は明らかに「進化」の年に当たります。
「進化」の年には、自分と向き合うことよりも行動したり挑戦したりすることが大切なので、できる限り動いていく年にしていこうと思います!
まとめ・新しい自分に
『うまくいったやり方から捨てなさい』の感想をまとめました!
- 今の生活に少しモヤモヤを感じている人
- 新しいステージに行きたい人
- 自分らしく生きたいと考えている人
はぜひ読んでみてくださいね!2020年は読んだ書籍の書評をもっと書いていきたいと思います!多分!(笑)