両親を見て「モラハラ旦那とは暮らしたくない一生独りでいよう」と誓った過去




KUMAKO
両親が典型的なモラハラ夫婦(?)だったKUMAKOだよ~!
ハシビロコウ先輩
反面教師が近くにいてよかったね~!ハシビロコウ先輩です。
藤田先生が描く妖怪並みのトラウマ(?)を感じた子供時代でした<藤田和日郎展にて撮影>

さて、今日は私の人生に大きな影響を与えた、父から母へのモラハラの話でもしようかなと思います。

昔の家庭では、まぁまぁ横行していたとおぼしき夫から妻へのモラハラ。

「昔は大変だったね~」で済めばいいけど、時々SNSとかコミックエッセイで、明らかに同世代なのに夫からモラハラを受けているっぽい人を見かけます。

私は運よく優しい男性と結婚できて、モラハラとは縁のない生活を送っているので信じられない気持ちもあります。

それでも、いまだに私の母のような思いをしている人がいると思うとなんとも言えません。(てか母は世界一の楽観主義者みたいなところがあるからまだいいけど、真面目な人は本当に辛いと思う。)

もちろん表面化していないだけで、妻から夫へのモラハラ事例も多くあるでしょうね。

ということで、今日は、中学生の頃にはすでに「男性に経済的に依存しては絶対ダメ」「結婚するのはやめよう」という強い気持ちを抱いかせた、両親のモラハラ・仲悪いエピソードについて話したいと思います。

ただ離婚してないだけの夫婦

両親は仲悪いですが、多分このまま離婚せずに添い遂げるでしょうね。

ハシビロコウ先輩
哺乳類ってなかなか大変だな!

父が会社を定年退職してからは、だいぶ夫婦の関係性は落ち着いています。ひたすら母の味方をしていた私が結婚して家を出たのも大きかったでしょう。

「娘の私が二人の関係を取り持たなくちゃ!」と気を揉んだ時期も長くありましたが、結局は二人とも良い大人。

自身で問題解決できる力があると信じて突き放した方が、状況は改善しましたね。

そんな両親の影響で、私は、特に10代は「結婚はしたくない」と考えていたんですよね。なぜなら一番身近で結婚生活を送っている方達がなんともまぁ幸せそうではなかったから

非常に運よく、モラハラからはかけ離れている男性と出会って結婚できましたが、今の旦那さんと出会ってなければ結婚なんてしたいとも思わなかったかも。(笑)

娘が目撃したモラハラ・家族間の亀裂

というわけで娘が目撃したモラハラや家族間の亀裂について語っていきたいと思います。

「バカ」「頭悪い」と暴言を吐く

暴力は私が幼い頃1度くらいあったかないかくらいでしたが、父から母への言葉の暴力はまぁひどかった。

とにかく父はいっつも機嫌が悪く、母に対して「バカ」「頭悪い」を言いまくっていたんですよ。

子供に対しても怒鳴って自分のコントロール下に置こうとするタイプの人で、「話し合いのできない人」でしたね。

すぐ怒鳴る人って割と繊細な人が多いんですよね。言葉で説得する自信がないから怒鳴るのかもしれないし、、、どっちがバカだよって話ですが。

私の個人的な感覚ですが、日本の家族って「話し合う」ということが圧倒的に苦手な気がします。何か問題が起こった時に、怒鳴りつけたり無視したりしてやりすごしても意味がないのに。

家族間での問題は、面倒くさくても辛くてもとにかく話し合うしかないと思うんですけどね。いい反面教師ですよ、本当に。

完全に家政婦扱い

母のことは完全に家政婦扱いだったと思いますね。確かに母は専業主婦だったし、母から父に対しての労働の感謝も圧倒的に少なかった気はします。

(そこは本人同士の話なので、娘は知ったこっちゃありませんが。)

ただ、それでも家政婦扱いってどうなんでしょうかね?

よく母が箸を食卓に置くのを忘れると「箸も用意できないのかお前は!」って怒鳴ってましたからね。

いや、箸くらい自分で用意できませんかね?

とはじめて思ったのは小学生低学年の頃だったか。(笑)

お願いだから離婚してくれ!

不機嫌な両親のもとで逃げ場のない生活を送っていたし、母から聞く父の悪口もお腹いっぱいだし、「お願いだから離婚して」と思ったのは、少なく見積もって1000回くらいかな?

時々離婚した夫婦に対して「子供がかわいそう」という声を聞くことがあるけど、不穏な家庭で育てられる方がよっぽどかわいそうじゃないですか?

緊張感しかない食卓、父から母への暴言の言葉、怒鳴り声、母による父の悪口。家庭が毎日そんな感じだとメンタルがおかしくなります。

なぜそんな負を子供が背負わないといけないのか・・・。

今は父が仕事を続けてくれたことに感謝もしてますし、二人で飲みに行ったりもできるくらいになりました。

でも、子供だった頃に「父のおかげでこんな生活ができる。感謝しよう。」なんて思えませんよね。無理な話です。当時はとにかく離婚してほしかったです。

モラハラから逃げるために経済力は必要だ

母は子供がいるから父と別れられないという気持ちがあったと思います。

それでも私が決意したのは「大人になったら経済力を持って自立したい」という「母と同じような人生は歩みたくない」という気持ち。

母の人生を否定するわけではありません。母は自分でその人生を選んだわけですし。

でも私は「夫からモラハラを受けながら生活するなんてまっぴらごめん」という強い気持ちがありました(笑)

だから勉強も頑張って、ちゃんとした会社に勤めて貯金もしっかりできたんだと思います。

経済的に自立することは大人になった私の第一の悲願でもありましたから。

(両親の不仲も良い方に作用することがある(笑))

夫婦間の話なので、他人があ~だこ~だ言うことではないし、どちらが100%悪いとか良いとかそんなものは見方によって変わるものだと思います。

それでも、モラハラを受けていると感じていまの生活を続けたくないのであれば、離婚することを選べるだけの経済力は必要だと思います。自分の未来を自分で切り開ける、選べるだけの力はいつでも持っておくべきです。

ということを、小学生くらいの時に学んだ私でした。(笑)

ハシビロコウ先輩
なかなか早熟な小学生だな

▼このコミックエッセイのモラハラもなかなかでした▼

まとめ・今は穏やかに暮らしています

両親のモラハラ・仲悪いエピソードを書いてみました。仲の良い家族とか仲の良い兄弟って私にとっては憧れです。(我が家は弟が障害を持っているのもあり。。)

自分では子供を含めた仲良し家族を作りたいという希望はあるっちゃあるけど、子供がなかなかできないからどうかな。仲良し夫婦という憧れはひとつ叶えてはいるんですが。

もしかしたら、家族運はあんまりない人生なのかもしれません(笑)お金運や仕事運はそんなに悪くないんだけど、、ま、全部が揃っていることもなかなかないのかもしれませんね。

ちなみに今は実家に定期的に帰っているし、家族と仲良くやっていますよ。旦那さんが一緒に実家に帰ってくれるから、私も楽しく帰省できている感じです。

父から母へのモラハラは、まだ見え隠れしていますが、お互い好きなことやって幸せそうでもあります。離婚しなくてもなんとかなるものなのかもしれません(笑)

両親といえども二人とも大人なので、二人の関係は二人でカタをつけてもらいつつ、最後までうわべだけでも仲良くやってもらえたら良いなと思います。


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ABOUTこの記事をかいた人

10年間の会社員生活で、うつ病や婦人科系の病気になり、満を持して退職。「好きなことを仕事にして稼ぐ」を模索中。 登山と動物が大好きで、北海道移住を夢見る。30代旦那さんと2人暮らし。