嫌いな人との悶着を経て、すっかり嫌いな人と付き合わなくなったKUMAKOです。
さて、今日は「嫌いな人とは付き合わなくていい」という結論に達した私の人生のお話でもしていきたいと思います。(笑)
「嫌いな人とでも分かり合えるはず」「人を嫌いになる自分がダメなんだ」とか悩んでいたりしませんか?
私は以前、ずっと悩んでいて、嫌いな人と話し合ったり時間を過ごしたりしながら、相手のことを理解しようと色々努力していました。でも、結果として「時間の無駄」でした。
何かを期待していた私もバカでしたが、得られるものは何もなく、ただ心と体を消耗して時間を無駄にしただけでした。
私なりにそりゃぁ頑張りましたよ。メールでやり取りしたり、電話で話したり、お酒を飲みに行ったり、自分に改善できることがあれば改善したり。
でも、上手くいくことはありませんでした。
私は人生で後悔していることってそれほどないんですが、この時間だけはいまでも「返してくんね~かな」って思っています。
(筋トレかな)
というわけで、私の体験から導かれた「嫌いな人と付き合わなくていい理由」をあげていきます!
嫌いな人と付き合わなくていい理由
「あいつのことは嫌いだったけど今は親友の一人だ」みたいな自己啓発本に書かれていた耳触りの良い言葉を信じて、「そういうこともあるのかな?」と思っていたあの頃。
私は、人をあまり嫌いにならないタイプの人間ですが(嫌いになるほど他人に関心がない)、自分の人生で嫌いな人を思い出すと10代で1人、20代で1人いました。
近しい関係で無視するのも難しかった人たちで、ちなみにどちらも性別は男です。
嫌いすぎるからこそ、分かり合える日がくると信じてたくさん話したり時間を過ごしたりした2人でもありました。
その結果、一緒に時間を過ごしたことによるメリットはほとんどなくデメリットだけが残り「もう一生会わないだろう」という状況です。
そんなわけで、自分の経験から感じた「嫌いな人と付き合わなくていい理由」をツラツラ並べていきます。
嫌いな人との時間はとにかく消耗する
嫌いな人と付き合うのは、とにかく消耗します。私は、嫌いな人とお互いの意見を交換するために、話し合ったりご飯を食べに行ったりした経験がありますが、まぁ消耗しかしない。
10代の頃に嫌いだった人とは、お互い若かったのもあり、メールのやり取りでもお互いの人格を否定しまくってましたよね。(笑)
話し合いという名の人格攻撃です。こんなの消耗しかないでしょ。
嫌いな人に対してって、感情が動くじゃないですか。そうすると、お互い感情論に走ってしまうことも多いんですよね。
さらに自分の根底に幼少期から植え付けられた「人を嫌いになってはいけません」って価値観があると、嫌いな人がいる自分すら否定して消耗します。
嫌いな人の近くにいればいるほど「人を嫌いになってはいけません」の価値観が表面化してきて苦しむことになる。
嫌いな人から学べることがたとえあったとしても(私はなかったけど!)、心と体を消耗するデメリットのが大きいだろって思いますね。
人生はいつ終わるか分からない
人生はいつ何があるか分からないですよね。
明日死ぬかもしれないのに、今日嫌いな人と過ごさなきゃいけないことってあるんでしょうか?
自分だけでなく大切な人にだって何があるか分からないですよね。
それなのに、大切な人と過ごす時間を削って嫌いな人と過ごさなきゃいけなきことってあるんでしょうか?
はい、ないですよね!
若かりし頃は、時間が無限にあるかのように感じられるかもしれません。時間が余っているのであれば、嫌いな人とのお戯れの時間があってもまぁ、悪くはないでしょう。
でも、年齢を重ねていくたびに「時間は有限だ」と強く感じるようになり、自分の時間も大切な親などの時間もどれくらいあるのか分からなくなってくるわけです。
人と時間を過ごすということは、自分の命を相手に分け与えているようなものです。なので、嫌いな人に分け与える命は1ミリもねぇ!と私は思います。
自分の価値観を否定することにつながる
嫌いな人って本質的な価値観が異なることがほとんどで、だから嫌いってところがあります。
人はそれぞれ価値観が異なるし、好きな人とも価値観が異なることはあります。それは当然のことだし、だから人と関わるのは面白いんですよね。
でも、嫌いな人は、価値観が異なるって生易しいものではなく、自分にとって受け入れられない価値観を持っているというか・・・。私の嫌いな人はそうでした。
さて、嫌いな人と上手く付き合えて、仲良くなれる簡単な方法があります。
それは、自分の価値観をまげて、相手に合わせること。
20代の頃に嫌いだった人は、
「まじさ~独身の男で残業しないで帰るのマジやばくね?」
「男が誰も振り向かない女って何が楽しくて生きてんのかな」
って価値観をもっていたんですが、私は、
「え?残業しまくってる方が仕事遅いってことでまじやばくね?いや、残業代をもらってること忘れんなよ」
「いや、女がみんな男のために生きてると勘違いすんなよ。主に自分のために生きてるんだよ」
って正反対の価値観をもっていました。(笑)
嫌いな人と仲良くなりたいなら自分の価値観をまげて相手に同調して、一緒に酒でものめばよかったんでしょう。「やっぱり残業後のビールだよね~」「女は男に認められてなんぼ~」みたいな。
でも、なんでそんな苦行みたいなことを嫌いな人のためにしなくちゃいけないのか。嫌いな人のために自分の本質的な価値観を曲げる必要ってあるのか?それによって大きなメリットでもあるのか?
いや、ない!
相手に少しでも気に入られるために自分の価値観を曲げて、相手に命の時間を差し出すなんて行為、まっぴらごめんです。
それならスクワット100回やってた方が1000倍マシ!
そんな感じで、嫌いな人と頑張ってわかり合おうとしたり付き合ってみたりした結果、何もいいことがなかったので「嫌いな人とは付き合わなくていい」という教訓を得たって話でした。
職場に嫌いな人がいるけどどうしても付き合わなくちゃいけないって人もいるでしょう。その場合は、無関心を決め込むことが得策です。
嫌いな人って「その他大勢の人」とはちょっと違って、ある意味「特別な人」だからタチが悪いんですよね。なんか気になっちゃうというか。気になってあえてこちらから近づいちゃうというか。
「こちらから話しかけたり多くの接点を持とうとしない」「どうしてもかかわらなくちゃいけない時だけ落ち着いて話す」ってことを心がけるといいのかな、と思います。
まとめ・嫌いな人とは付き合わない
あくまでの私の経験から得た人生の教訓です。「そんなことない」って人もいるかもしれませんね。
「嫌いな人と付き合うと自分の成長につながる」と思うのであればやってみればいいと思います。人それぞれの結論があるはずですから。
ただ、「嫌いな人と付き合わなきゃいけないかな?」「人を嫌いになってはいけないのに」「どうしてあの人を好きになれないのか」で悩んでいる人は、悩む時間もその人と付き合う時間も丸ごと無駄になる可能性大なので、
かなぐり捨ててもいいのでは?とご提案したいところですね。
自分の好きな人と好きなことをやるのがよろしいのでは?という感じです。
それではまた~!