
撮影:KUMAKO in Canada
こんにちは、「今日私何をしていたんだっけ?」と記憶喪失になることがあるKUMAKOです。
最近「好きなことだけして生きる!」が市民権を得てきたように思います。以前は、「好きなことして生きるなんて無理だ」「若者にそんな悪い考えを植え付けるんじゃない!」とか多くの反発がありましたよね。
しかし、最近は、スルスルっとその考えが当たり前になってきていることを感じています。
でも、「好きなことだけして生きる」って抽象的な言葉過ぎて、結局どういうことなんだろう?って思ったりしませんか。
今日はこの「好きなことだけして生きる」の抽象的概念を紐解いてみたいと思います。
目次
好きなことだけして生きるって何?
「好きなことだけして生きる」のピラミットの底辺くらいにはいると思っている私です。
思った以上に地味なこと
「好きなことだけして生きる」って私個人としては、人々が想像しているより地味なことじゃないかと感じています。
「好きなことだけして生きる」を提唱している有名な人は、やたら華々しい雰囲気でいることが多いですよね。
高級ホテルでアフタヌーンティーを楽しんだり、年収1億円だったり、セミナーで講演したりなど、(勝手なイメージだけど)キラキラした雰囲気をまとってそう。
「好きなことだけして生きる」をウリに人を集めたい人は、視覚的に「私もこんな風になりたい」と言った気持ちにさせなくちゃいけないし、
「ただの専業主婦だったのに、年収1000万円になりました!」とかなるべく「簡単に」「理想の生活が手に入る」と思わせないといけないところもあります。
でも、好きなことって人それぞれですよね?
みんながみんな年収1億円必要だと思っている訳ではないし、セミナーやりたいわけでもないはずです。
人にマッサージするのが好きとか、エクセルの関数考えるのが好きとか、うどんをこねるのが好きとか、人の好きなことってもっと地味なことが多いんじゃないかと。
好きなことだけしている私の1日
好きなことだけしている私の1日は至って地味です。
朝好きな時間に起きて、その日食べたいものをランチに作って食べ、好きな場所を散歩して夕飯作って食べて寝る。
午前中は、ライターの仕事をしたりブログの記事を書いたりして、午後は読書をしたりします。
地味~~~!!!w
でも、全部私の好きなことなんですよね。
家事が好きだから、掃除をしたり料理をしたりするのも全部楽しいんですよ。
「好きなことをして生きよう!」のセミナーを主催している人達との華々しさの違いが激しすぎますが、私にとっての好きなことはこういうことだったというだけです。
いきなりエレベーターに乗れるわけではない
そして好きなことだけして生きられるようになれば、すべてがバラ色という訳でもありません。
「好きなことだけして生きる」は「楽をして生きる」とも違うし、全ての悩みがなくなるような魔法の生き方でもありません。
最初は、コツコツ地味に始めて、ある程度稼げるようになるまで数年かかることもあるし、中々山頂が見えてこなくてもどかしい気持ちになったりするのも当然のこと。
「好きなことだけして生きる」を手に入れて、いきなりエレベーターに乗れるわけではなく、まずは自分の足で歩いていくしかないのです。
楽に大金が入るとかすぐに憧れの的になれるとか、そういうことでももちろんないです。
じゃあ好きなことだけして生きる、の何がいいのよ?
地味で武骨で楽じゃないって言われたら、好きなことだけして生きるの何がいいのよって言われそうですね(笑)
好きなことだけして生きるのは、自分に無理のない生き方で、自分らしく生きられることです。
メンタルが安定して、ずっとやり続けていても飽きないし、失敗して落ち込んでも辞めようと思うことはありません。
嫌なことをした時のようにエネルギーを無駄に消費しないから、疲れにくいし、夜眠る前に「明日が楽しみだな」って思えます。
・好きなことだけして生きるは意外と地味
・もちろん毎日コツコツ積み上げていくもの
・楽をして生きるとは全然違うこと
・好きなことだけして生きても、嫌なことは普通に起きる
・明日が楽しみと思えるメリットがある
自分の好きなことって何だろう?
「好きなことだけして生きる」を実践したいと思っても、そもそも自分の好きなことが分からないって人も多いですよね。
私もまさしく好きなこと迷宮で迷っていた人間なので、その気持ちはよく分かります。
親や教師から「あぁしろこうしろ」と納得いかないことを強制され、閉鎖的な社会で育った私達が、自分の好きなことを最初から分かる方が珍しいのではないかと。
私の経験としては、自分の好きなことはまず心のどこかで探していないと見つからないし、人から認められることや賞賛されることに拘ってしまったら、
ニセの好きなことを掴むことになります。
すぐにお金が稼げることが、自分の好きなこととも限りませんしね。
今まで誰かに物事を決めてもらってきた、敷かれたレールを走ってきたから、「誰か私の好きなこと教えてよ!」って思う気持ちもよく分かりますが、好きなことは自分で見つけるものです。
ちなみに、私が「自分はこれをやっていこう」と気が付いた時は、本当に雷が落ちたような衝撃を感じて震えました。
今までの色々な経験や人からの言葉が走馬灯のようによみがえって、すべてがつながった!という気持ちでした。(大げさかなw)
好きなことだけして生きるは無理だ!と思う人はそれでいい
私個人としては、「好きなことだけして生きる」は可能だと思います。
でも、私は、現段階で「好きなことだけして生きる」ですべての生活を賄えるほど稼げていないし、そういう生き方をすれば、絶対にうまくいくなんてことも分かりません。
だから、「好きなことだけして生きるなんて無理だ」と思えば、それはそれでいいと思います。
結局人生は自分で選択して自分で責任を取るしかないのだから、どう生きるかは人の勝手ですよね。
好きなことだけして生きる人もそうじゃない人も、それぞれの意見があるだけで、違う意見を否定する必要もないです。
私は会社を辞める時に、周りの人から「好きなことで生きるなんて甘い考えだ」という言葉をよく聞きました。
最初は色々反論しようかと思いましたが、人からの言葉は所詮目の前に並べられた食事でしかなく、食べるか食べないかは自分で選択できることに気が付きました。
そして、私はそれらの否定的な言葉は自分に取り入れず、好きなことだけして生きるの道を歩き始めています。
思考が現実を作っているのは本当です。「好きなことだけで生きるなんて甘い考え」と誰かに言っている人は、誰かに言っているようでただ自分に言い聞かせているだけなんですよね。
なので、そういう考え方の人に出会ったとしても、「あ、この人はそういう考え方なんだね~」と思っておけばいいだけのことですね。
まとめ
好きなことだけして生きるについて、私なりに紐解いてみました。私は好きなことだけして生きるは可能だと思います。あなたはどう考えますか?